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自分自身がユーザーになることの必要性

USJの復活させたことで有名な森岡さんですが、こちらの記事に書かれている内容で、参考になる部分があったので、残しておきます。

『ないものはない』という現実です。しかし物事には二面性がある。この事実を反対から見れば、それは武器にもなり得る

つまり、あるものを活かしてどうするのか、という視点。

お金がなくても、与えられた条件の中でも消費者視点で頭をひねれば、いくらでもお客様を惹きつけるプランは出てくるのです」(森岡氏)

ここで重要な点は、”消費者観点”

楽しみの深みを知れば、その興奮を一般の人にも体験させるにはどうしたらいいのかが見えてきます。<中略>消費者を喜ばせるためには、その先を知らねばならない。マーケターならば、消費者のためにどんどんその先に進まなくてはなりません。それは知的冒険でもあります。」(森岡氏)

「消費者視点になって、消費者の先に進むこと」

消費者の先に行くために、自分自身がユーザーとなり、ユーザーの目線と提供者の目線を行き来しなければならないですよね。

「先に行く=先手を打って行動する」
することで、ユーザーの満足度を上げることができます。

たとえば、ホテルなどで荷物が沢山あるときは、ホテルマンが部屋まで運んだりしてくれます。
この行動一つとっても、先回りしている行動です。

この行動により、ユーザーに必要かどうか見抜けるかどうかが、ユーザー体験を最大化させるために必要な素養だと思っています。

今のたとえも結構小さなことで、お仕事をしたことがある人なら一度や二度、このような機会に出くわしたこともあると思います。

お金がなくても、また能力がまだまだなくても、自分の仕事に紐づくユーザーに、提供サービスを通じて一歩先のアクションができるだけで、顧客の声を拾える広さや深さが変わります。

マーケティングに携わるものとしては、このような事象から、業務を振り返ると日々ご対応させていただくクライアント様のサービスも改善もしやすくなってくると感じます。



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