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マーケティングに必要な集客施策と接客施策 ~集客施策編~

今では「集客施策」、「接客施策」などと呼ぶケースもそれほど多くはありませんが、手段として、またユーザーの態度変容のフェーズにおいて、分かりやすく分けてみます。

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集客施策は、AISCEASというフレームワークのうち、主に検討領域のユーザーまでを対象とした対策ができます。

主にSEO対策、リスティング広告などが集客対策の領域に該当しますが、SEOで流入したが離脱してしまったユーザーの再訪問を促すリターゲティングやコンテンツマーケティング×SNSを通じた施策も集客施策に該当します。

前置きはこのくらいにして本題に入っていきましょう。

集客施策の目的とは?

新規ユーザーの獲得(潜在層)、離脱ユーザーの再獲得が主な目的となります。

ここのユーザー獲得母数が、コンバージョン(売上など)に寄与します。
なので、まずサービスの成長、売上向上のためには、ユーザー獲得を一番最初にするべきことになります。

主な手法(一部抜粋)

1、SEO×リターゲティング
2、リスティング×リターゲティング
3、CM×リターゲティング
4、CM×SNSM
※CM=コンテンツマーケティング(動画/ホワイトペーパー/記事/ブログ)

手法は単発で打つのではなく、組み合わせることで効果が出やすくなります。

戦略の段階で何をどのように使って、ユーザーの獲得を行うか、を明確にして、ターゲットユーザーに訴求していく必要があります。

重要なポイント① ~心構え~

1、担当者が製品を本質的に理解する
最も何より重要なことは、情報元の製品やサービスを理解することが重要です。
担当者であっても理解していないこともあります。

これから製品を販売するのにも関わらず、製品のことを理解していないとユーザーにアプローチできません。

2、ペルソナをしっかり定義する
意外にここをしっかり定義していないこともあります。
ここを定義しておくことで、適切な施策を打ちやすくなります。

3、良質なコンテンツを提供するための方法や方向性を定義する
ユーザーが求めているのは「質の良い情報」です。
なので、特にコンテンツマーケティングやコンテンツSEOだけではなく、動画クリエイティブ、ホワイトペーパーなどでも質の良いコンテンツに拘る必要があります。

コンテンツを作ることは大変ですが、しっかり作り込むことで、後々カウンターパンチにようにじわじわ効果が出てきます。

重要なポイント② ~思考法~

・製品良い×マーケティング良い
⇒ニーズがあるユーザーに製品・情報を届けられ、継続的に購入して頂ける

製品良い×マーケティング悪い
⇒製品がユーザーに届かない、製品の魅力を理解してもらえない

・製品悪い×マーケティング良い
⇒リピートしてもらえない、継続してもらえない 

「製品×マーケティング」のセットで思考することが重要です。

片方だけ良くても、売れ続けることはできません。

※製品が悪い場合の対処方法
・製品の機能的・情緒的価値をユーザー目線になって分析(ユーザー分析)
・カスタマーサクセスの体制等を確認(オペレーション確認)

自身の体験として、製品が悪い場合のケースとして、組織的な課題が見られたケースもあります。
製品が良いのに、チームや社内の体制が悪く、組織全体で事業価値を提供できていないケースです。

ユーザーの獲得はできていても、利用するユーザーが長続きしない、リピートしない、離脱率が高いなどの場合は、製品が悪いケースが多いです。




製品やサービスを販売する際は、必ず「製品×マーケティング」のセットで考えなければいけません。

良い製品で最適なマーケティングができていれば、必ず売れ続けますし、生き残ります。

集客施策まとめ

集客施策の段階での訴求が、全体のマーケティング施策の中で最も重要で、ここでしっかり関心想起し、ユーザー獲得できなければ、ユーザーを掴む窓口を一つ減らしてしまいます。

またランディングページをしっかり定着させないと、閲覧した際に「ピンと来なければユーザーは離脱して再訪しない可能性もあります。



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