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”再”創業のはなし

こんにちは。

タイトルを見ると、結構重たい話に見えますが、そんなことありません。

9月1日で、創業4年8ヶ月目に入りました。
(4年7ヶ月経過したってよく考えると凄いな)

このタイミングで正式に、この1年半進めてきた事業開発をストップすることにしました。

やること山積していて振り返る時間もちょっと惜しいですが、昔からの知人に振り返りした方がいい、と激烈なアドバイスをもらったので、今後のことも含め、ちゃんと書き残しておこうと思います。

1,創業からこれまでの振り返り

※以下、時間軸を敢えて書いているのは振り返る中で、自身の時間の重みを痛感するため、という意味がありますが、見て頂いてる方にとってはあまり意味のない情報です。すみません笑

直近1年くらいは、振り返ると必死に食らいついてばかりで、自己客観視ができておらず、状態としてはあまり良くなかったなあと感じます。

①17年2月(創業)~18年7月(1年6ヶ月)
※個人事業のような動き(法人にする意味はあまりなかった)
→事業の立ち上げを模索①
⇒挫折

②18年8月~19年11月(1年4ヶ月)
→自社事業展開(現在も稼働中)

③19年12月~20年5月(6ヶ月)
→自社事業を行いながら、自身が立ち上げたい領域や課題が少しずつ見え始め、改めて新しい事業の立ち上げを模索②
⇒ちょっとした希望

④20年6月~21年8月(1年3ヶ月)
→トライしていた事業が軌道に乗らず、ペンディング及び一時撤退
⇒挫折(←イマココ)

サマリーとしてはこんな感じでしょうか。
(誰も興味はないですね笑)

色々な創業の仕方があると思いますが、振り返ると現時点では、自分の創業パターンは失敗(自分に合わなかったという意味)で、大きな成功や実績もなく、また壊滅的な大きな失敗はなかった4年7ヶ月でした。

創業から事業開発に着手できたのは、20年6月からと既に3年経過していた段階で本当に力不足だったのと、自分の個力や領域を考えても①、②のタイミングから「一人で進めるべきではなくチームを、もっと早く作ればよかったというのが大きな反省でした。
(こういう体制で進めていた理由もあるのですが、結果的に失敗)

ただやはり早く起業したこと自体は本当によかったと思っていますし、それはそれで間違っていなかったと思っています。

事業立ち上げに失敗した背景や理由は「自身の力不足」1点に尽きます。

ここでは内容は記載は割愛します(別投稿で書きます)が、

⑴チーム作り
⑵リスクの取り方とタイミング
⑶やらないことを決められなかった

を誤ったというのが、大きな失敗。

①~②の2年10ヶ月も自分にとって大事な期間で大変でしたが、③~④の1年9ヶ月の間進めていたプロダクト開発というのは、また別次元の難しさがありました。
(本当に学ぶことと、実践することの違いは、真に受けて実感しました)

自分自身(や会社)に大きな実績が出せていない中、時間が経過してしまい、時間の重みを感じずにはいられません。
(20代後半~30代前半は、本当に貴重な時間)

2,今後

この1年半は、クライアントワークの事業(制作/マーケティング)も限られた形でしか行ってこなかったのですが、当面は

・チーム作り
・体制作り(受託のチームを再構築)
・資金作り

を進めていければと考えてます。

既に①~②の期間で立ち上げた、⑴、⑵のクライアントワーク(BtoB)事業
⑴制作(サイト制作/EC構築)チーム
⑵コンテンツマーケティング(メディア立ち上げ及び伴走支援)チーム

の体制はあるため、改めて再整備していきます。

また今回プロダクト開発を行った経験、事業開発等で、計2年程経験してきているので、事業立ち上げやソフトウェア(システム)開発のお仕事も、お声を頂ければお受けできればと考えております。

また、自社事業もあきらめた訳ではないので、体制の立て直しと、チームを作り、再度立ち上げを模索していければと考えております。
(目標は6ヶ月以内)

3,本当に沢山の方に助けられました

上手くいっていない現状でしたが、この1年9ヶ月は一緒に仕事をしてくれていたメンバーやTwitterで出会った方、キャピタリストの方を初め、多くの方に助けられた時間だったので、昨日から今日にかけて、ご挨拶の連絡をしました。
(まだまだご連絡が漏れている気がする‥)

大変ありがたい言葉やご返信頂くことも多く、立ち直るきっかけになりました。

みなさま、本当にありがとうございます。

また再度立ち上げ時は、ご相談させて頂くことも多いと思いますが、その際はよろしくお願いします。


特に愛のある言葉や厳しい意見をもらったのは、小学校から付き合いのある
JX通信社のCXOでした。

彼とは小中学校が同じで、中学で仲良くなり、結婚式にも来てくれる関係で、もっと早く相談していればよかったと、話した時に後悔。
(先日4年振りくらい話してたけれど、全然変わらんかったな)

彼自身は、僕が直接会った人の中で唯一「スタートアップ」という言葉がまだ世に広がっていないような時代(?)の2012年(新卒)から一貫して同じ会社で働いていて、創業者ではなくとも多くの挫折を経験し、知人として、一スタートアップの役員として学ばせてもらうことが多かった。

忖度なく、厳しい意見を言ってもらえて助けられました。

スタートアップにおいて、チームが大事というのは当然分かっていたけれど、限られた資本で、しかも一緒にお仕事をする人やそのご家族等の生活も考えると、その責任を追える程、自分にはその時自信がなかった。

でも彼の話を聴いて、最初期から「チームをつくること」に対して、もっと貪欲に向き合わないといけないと感じさせられた。

本当にありがとう。

4,どんな想いで再スタートするの?

チームづくりにおいては、「ビジョンや想い」が重要なのは分かっているのですが、正直今のタイミングで、凄い心の底から湧き出てくるものがないのが現状です。

薄っすら心の片隅にありますが、今回の失敗から燃え上がる何か「コト」がまた見えない状態。

ただ悲観するほど希望がないわけではなく、クライアントワークやらせて頂きながら、営業もマーケティングも資金調達も、プロダクト開発も…と1人で進めることの限界、というのは痛切している次第です。

4年7ヶ月も経過すると、さすがにやってきた領域の強みや得意な領域はある程度分かっているので、相互に補完できる方とご一緒できることが、最善解だと感じています。

せっかくなので、このタイミングでなるべくほぼ0ベースにして、再創業したいと考えている故、こんな投稿をしているのですが、このリセットする機会で「背中を合わせられる」ような方と一緒に、新しいコトを生み出すチャンスを作り、一緒にビジョンやプロダクトを作っていきたいと考えています。

5,チーム作りについて

受託を進める、と書きましたが、また事業開発もあきらめた訳ではないので、

・エンジニアの方(フロント/バック)
・デザイナーの方(UIUX領域の方)

の方で、ご一緒できる方を募集させてください。

特に副業でも問題ないですし、本業で受託をやられていて、「事業開発を0からやってみたい」という方でもウェルカムです。

特に受託をやりながら事業開発に移っていきたいので、可能でしたら中長期的にご一緒できる方を探しております。

徳満がどんな人間かは、この辺りを見て頂ければなんとなく分かるかと思いますので、よろしければご参照ください。

やはり事業立ち上げは苦しいし、不確実性高い上にリスクも大きいけれど、物凄いやりがいがあるため、やめられないです。

今回の失敗の原因は分かっているし、様々な反省があるので、この遠回りを10年後に近道だと思えるようにしていければと思います。

自分が本当に立ち直れない状態までしばらくあがいていきたいので、上記のnoteを読んで頂いた方でご興味持って下さった方は、TwitterからDMを頂けると嬉しいです!

一緒に事業を考えるでもありがたいですし、一緒に受託のお仕事を進めるでも嬉しいです!

僕自身が今回ダメージを受けた痛みや学び(種)から、数年後に一緒に花を咲かせられるような方とお会いできますように。

6,最後に

「御社、何できんねん」
と言われるかもしれないので、再度書いておきます。

⑴制作(サイト制作/EC構築)
⑵BtoB領域集客(主にコンテンツマーケティング)
⑶プロダクト開発

約2年弱で培ってきた領域で「テストマーケティングやMVP開発に特化したクライアントワーク」も行っていきます。
(また現状では実績はないですが…)

ということで、長くなりましたが、今回はこんな感じで締めます!

ちょっと時間はかかるかもしれないですが、”再”創業を一緒にしてくれるような方からのご連絡&お仕事のご相談をお待ちしてます!

※21/9/3追記:以下の記事を更新しました


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