【USP】”ことば”は『市場をつくる』という考え方

私は元々SEO領域のマーケターだったが故に、ことば(以下、言葉=キーワードと考えてください)についての観点からのマーケティングが染みついています。

SEOは、Googleの上位10位(検索結果の1ページ目)の奪い合いです。

という意味で、想起する言葉やニーズにおいて、Googleの検索結果の上位を競争する形になります。

※検索マーケティング(SEO)に関しての概要は以下でまとめています。

1、ことばをつくるということ

SEOの検索マーケティングは既に成り立っている「ことばの市場」で、想起されうるキーワードの上位を狙う施策です。

これは、ことばを作った人やそのことばが認知していなかった時から、早く対策やサービスをつくっていた人が勝ちやすくなります。
(もちろんSEOでは、それだけで上位に表示されるわけではないです)

私がSEO以外の施策にも着手し始めて感じたことは、ことばをつくり認知度を上げる方(指名ワードをつくること)が、既存のキーワードの上位表示の獲得の勝負をしなくて済む方法だよね、と結論づけました。
(気づくのが遅いですが‥)

そう、指名ワードは第一想起を取れるから、です。

「鎌倉 カレー」よりも「オクシモロン=店舗名」の方が、行動する可能性(来店する可能性)が高くなります。

2、ことばをつくるということが、持続的価値につながる

特にサービスやブランドであれば、ことばをつくる、という観点では同じなのですが、私の場合、「ことば=ブランドを通してストーリーやコンセプトも一緒に売れる」のは、やはりモノづくりなのかなと感じています。

ITのソフトウェアやサービスでも全然良いとは今でも思っていますが、やはり

自分自身がユーザーになり切れない

とストーリーやコンセプトをベースにした事業はできない、と感じています。

なので、私たちが目指すファンづくりカンパニーをつくりにあたり、

・自分自身がユーザーにいつまでもなり切れる状態で
・ことば=ブランドをつくり

市場で戦わない戦い方をすることが、最後には最も強い競争優位性になるのではないか、と感じています。

今日は少し短いですが、ことば、に関してでした。

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