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まず自分を知り、それから自分に合わせた努力をする

家族内のコミュニケーション(夫婦間や子どもと親の会話)やビジネスシーンなどあらゆる場面における問題を、「硬直マインドセット(才能は努力しても変わらないと考える)」と「しなやかマインドセット(才能は磨けば伸びると考える)」という2つの相対する考え方から解決の糸口を探るという一冊です。日本語でも"何事も気の持ちよう"と言うことがありますがまさにその通りで、自分の中にいる硬直マインドセットな自分としなやかマインドセットな自分が読み進めていく途中でどちらも顔を出し、忙しかったです。
アメリカの心理学者が書かれた本によくありがちな、「内向的or外向的」「サイコパスorエンパス」といった二元論的な内容ではなく、硬直→しなやかへ変わることができる可能性を強調してくれているので、マインドセットという観点からまず自分のことを理解して、それを踏まえてどんな努力をしていけばよいのか、考えることができました。


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