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軽いまとめ:検索結果ページ(SERPs)がしれっと変化...何が変化したかを軽くおさらい

2020年1月14日にGoogleが新しい検索結果ページデザインを実装しました。

スマホの検索結果デザインは去年に変更されてましたが、ついにデスクトップがきたか、という感じ。

普段からググっている人であれば、「広告」と「ファビコン」(ウェブサイトのロゴ)に真っ先に目がいくのでは?と。

意外や意外、ファビコンの設定をしていない会社もあるのでこれを機に”正方形”タイプなどに見直す必要もあるかも、ですね。

新しい検索結果デザインの目的とは?

" help users better understand where the information comes from, scan the results more easily and choose what they will explore"
「 ユーザーが情報の出所をよりよく理解し、結果をより簡単にスキャンし、探索するものを選択するのに役立つ 」

らしい。

確かに「広告」か「オーガニックコンテンツ」かどうかが一発でわかる。

前職もしかり、日々お客様のオーガニックコンテンツを植え付けているオーガニック職人の私としては大変ありがたい

新しいGoogleデザインで提供される新機能

デスクトップのGoogleのSERPSに表示される主な要素は次のとおりです。

- サイトのファビコンが最初に表示
- パンくずリストまたはURLが、SERPの最初の行を構成
- 上記アイテムが黒文字で表示
- 広告の場合:「広告」ラベルを最上列、最前方へ表示
- ウェブページのタイトルは、下部のURLの下に表示
- 場合によっては、メタの説明の下にキーワードが表示、ユーザーのリクエストに関連する他のページが提案

自然検索結果に対する変化は?

この変更が自然検索に対してのCTRに影響を与えるかはまだデータがないので不明。

肌感として、「広告」を好んでクリックする人が減っているのは事実。

自然な流れとして、より一層「広告」コンテンツ以外がクリックされることにもなるだろうし、”中立的情報”が重要視されることになるであろう、と。

こちらは直接参考にはならないが、少し目を通してほしい。

画像1

(参照元:What's a Good Click-Through Rate (CTR) for Google Ads?

SEARCH(Adwords ≒ 検索結果連動型広告)とGDN(Google Display Network)でのCTRの比較。(もちろん検索意図とコンテキストが近しくなる)検索連動型広告の方がCTRはよく、全業界の平均値が3.16% 。

一方で、自然検索に対するCTRのデータ。

画像2

たいして真新しいデータではないですが、(業界による)見ての通り7~8位までに表示されれば検索連動型広告のCTRと大差はない。当然だけども、永続的に広告費はかからないので(メンテナンスが必要とはいえ)オーガニックはいい。

- 青い棒グラフがデスクトップ
- 縦軸がCTRのパーセンテージ
- 横軸が検索結果の順位
- データは11,852,417キーワードを107,643ウェブサイトを元に構成

「うっひゃー、やっぱりコンテンツじゃん!SEOバンバンやろうぜ!とりあえず、上位表示される様な辞典コンテンツ作っちゃおうぜ!」

と、短絡的にSERPを汚す様なSEOのためだけのどうしょうもないコンテンツで上位表示を狙うのはやめてほしいけど。真面目に情報を探しているときに真っ先に表示されるので大変おジャマである。

ですので、今回のGoogleの検索結果の変更は、ユーザビリティ向上のうねりの一環として起きている、くらいに考えるのがいいのかな、って思っています。

「SEOだけじゃダメー?じゃあどうすればー」

的なお話もあると思うので、併せて、たかひろさんの記事も読んでみてください。

たかひろさんのnoteで紹介されているGshiftについてのご説明もまたいつかします。

では。

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