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雑考「自分の習慣について」

今年のはじめに、こんなことを宣言しました。

1ヶ月経ち、ふたを開けてみたら、いつもと変わらず月に16冊本を読んでいたんですよね。

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年始めに宣言したのにも関わらず、この体たらく。習慣というものの恐ろしさを感じました。

ただ言い訳をさせてもらえるなら、本を読んでばかりじゃなくて、マンガを読んだりとか、DVDを借りて映画を観たりとか、新しいイベントに顔を出したりとか、これまでとは違うインプットの種類を増やしたのも事実です。noteも一月で7本書きました。

「勇気の心理学」と言われているアドラー心理学では、できていないところに注目せず、できているところに注目するよう言っているので、この件に関しても目をつむることにします。

そもそも何でこんなに本を読んでしまうのかを考えると、時間がある時にやることの選択肢が少ないんだと思います。
「ちょっと時間ができた」「次は何をしようかな」という時に私が選ぶコマンドが、

・本を読む
・SNSを見る
・部屋を片付ける
・寝る

くらいしか無いんですよね。そんなしょっちゅうSNSの更新をチェックする必要も無いですし、部屋も1回片付けたり掃除したらすぐに汚くなるわけでもないですし、いつも眠いわけでもないので、必然的に「本を読む」コマンドが選択されるわけです。結果、冒頭のような状況になります。

年始に自分が宣言したことを実行するには、ここに「SNSに投稿する」や「noteの記事を書く」といったコマンドを追加すればいいんですよね。

逆に、ここに習慣化のヒントもあって、自分の行動の選択肢を減らすことで、結果的にその行動をせざるを得なくなるということも言えます。

私と違い、意志の強い人はこういうことは不要なのかもしれませんが、人というのは易きに流れやすいもので、「今年はダイエットするぞ!」と思っても今晩のおかずが自分の好きなものだったら、「好きなおかずだから、ご飯をおかわりしてもしょうがない。明日から頑張ろう」と思うものです。
こういう時は、ご飯を1杯分だけ炊く、もしくはご飯を炊かないということをしておけば、「おかわりする」という選択肢を選ぶことができないので、食べ過ぎることが無くなります。

もし皆さんが今年は何かを習慣にしたいと思っているのなら、ちょっと時間ができた時の自分の行動の選択肢を棚卸しや自分が習慣にしたいことを邪魔する選択肢を無くす方法を考えてみるといいかもしれませんね。