今、ふと思ったこと。 「名探偵」然り 「司法権」然り 「(ごく良心的な)創作者・表現者」然り 「真実に目を凝らし、それに基づいて行動する必要のある、またそうしなければ自身(自体)の存在意義の問われるモノ」とは、やはりひどく孤独な存在であるな、…と。
文芸創作とは、お御燈を灯し奉納するようなもの 明るい時は、文字通りの「昼行灯」 暗い時は、人の「道標」とも (明るい暗いは、時代性もあるかも判らないけれど、多く個人の心持ちに拠るかと) 年月の間の風雨にも消えることのなかったものは 地に在って尚、夜空の星と同等の存在になる…のかも
創作論というよりも、自分の好みの問題かも知れないのですが そして、私が「小説を書く人」だから思うことかも判りませんが 文芸作品における物語中の描写は 事象と心象とのあわいの細く曲がりくねった道を、攻めるように転がしていくのが面白いのではないか…と 本当にごくごくの私見です。