大河内山荘と嵐山祐斎亭に行ってきた。
10月です。
10月といっても暑いです。ホントに異常気象すぎる。
てなわけで久しぶりに京都の嵐山に行ってきました。
去年の今頃も嵐山行ってたなぁ。
もう何回行ったか分からないですが、やはり有名観光地なだけあって、深く探れば探るほど新しい発見があります。
今回訪れるのは「大河内山荘」と「嵐山祐斎亭」です。
どちらも嵐山の観光スポットの中では穴場といえるのではないでしょうか。
ということでまずは大河内山荘へ。
到着。
嵐山の有名な竹林の小径を抜けたところにあります。
大河内山荘は昭和初期の俳優、大河内傳次郎が30年の歳月をかけて造り上げた別荘です。とにかく個人邸宅としては力の入れようが凄いと思いました。映画出演料の大半を注ぎ込んだそうな。
抹茶券付きのチケットを購入し、いざ!
おぉ!
大乗閣。
中には入れないぽいけど、ここからの京都の眺めは最高なんだろうなぁ…。
嵐山を借景にしてます。めちゃくちゃ合ってる。
しばらく園内を進むと枯山水。持仏堂。
白砂に松が植えられていて、足立美術館の白砂青松庭を思い出しました。
にしても苔庭が美しすぎる。
しっとり。
しばらくすると市内を一望することが出来る月香亭が。
向こうには比叡山。素晴らしい眺めです。
もうすでに赤くなっている紅葉が。
そんなこんなで1時間ほど見て周りました。
最後にお抹茶とお菓子を頂きます。
美味い。
さて、次は嵐山祐斎亭へ。
祐斎亭。
染色アーティストの奥田祐斎さんが主催する工房です。
どうやら一般公開を初めたばかりだそう。見学は要予約です。
玄関口からもう最高です。渡月橋付近の賑わいとは違って、静寂がここにはあります。
じゃん!!!!
部屋から眺める庭園は素晴らしい。
青紅葉でこの美しさですから、紅葉が見頃になるともっと感動するのでしょう。
手前のテーブルの反射を利用した撮影は人気になりそう。
瑠璃光院を思い出します。1度行ってみたい。
その瑠璃光院の庭を作庭した方がここの作庭も手掛けたそうな。
お抹茶とお菓子、美味い…。
贅沢すぎる…。
そして驚いたのが御手洗。
2つあるのですが、どちらも豪華…。
御手洗まで魅せるこだわり。これには言葉を失います。
しかも御手洗の中に水琴窟があるんですよ。1枚目の写真中央の少し左側。
御手洗の中に水琴窟があるの、多分日本でここだけじゃないでしょうか。
音もいい音色で楽しめました。
もちろんアートギャラリーも見どころ。
光によって色が変化する「夢こうろ染」という染色技法を使った作品には感動しました。説明も丁寧で分かりやすく、とにかく感動しました。感動しかしてない。
こちらの部屋も素晴らしい!
このあとアートギャラリーでいろいろ作品を観させてもらいました。
作品の写真は撮ってないです。実際に行って観て欲しいです。ライトを当てたら色が変化する作品はホントに感動します。あと、夢こうろ染の染色技法を使ったネクタイがあったのですが、めちゃくちゃ欲しくなりました。絶対また来て買う。
これで一通り見学出来ました。
思ってた100倍楽しめました。そして温かく迎えてくれた奥田先生のお話も良かったです。
嵐山に訪れて染色の世界に触れてみるのもいいかもしれませんよ!
これにて嵐山観光終了。
では。
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