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教養とは世界を単純にしていくこと

札幌もようやく暖かくなってきました。
ジャンパーなしで出かけても平気なくらいです。

冬の間はなかなか植物を見ることができません。
雪の下で深く眠っています。

雪が溶けて暖かくなってくるとちらほらと花が咲いているのに目を奪われます。

花を見ることや写真に残すことは好きなのですが、花の名前というのを調べるのがなかなか大変で後回しになってしまいます。
今では写真を投稿することで教え合うアプリなんかもあるのでそういうものを使って少しずつ花の名前も覚えていきたいです。

花の名前のエピソードといえば出口治明さんの『人生を面白くする 本物の教養』(幻冬舎新書)で読んだココ・シャネルの言葉です。
引用します。

「私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の名前を一日に一つぐらいは覚えることができる。一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい」
出口治明『人生を面白くする本物の教養』(幻冬舎新書)No.137

あらゆることも知ろうという気持ちから始まります。
知ることは楽しいことであり、人生に深みを与えてくれるのですね。

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