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一期一会というけれども

写真フォルダを見返してお気に入りの写真があればそれを使いますが、なければ空の写真を撮っています。

人との出会いは一期一会なので大切にしましょうとよく言われます。

それは空を見上げていても感じることです。

雲の様子にはそれぞれ何々雲という名称がつけられています。

同じ分類とされる雲であってもまったく同じ場所に同じ形というのはありえないことです。

その日そのときに偶然のように誰かとあったということはそれだけでもなんだか神秘的のような気がします。

自分にとって重要な意味をもつ人との初対面というのはピンポイントで覚えているような気がします。

面接のときに笑顔が印象的であったかつての上司や、読書会で知り合った人たちなどさまざまな方々がいますが鮮明に覚えています。

そういう意味で不思議なのは家族です。

自分が生まれた瞬間というのは覚えているはずもなく、気づけば家族としてそこにいました。

となると持論がはやくも崩れそうになるのですが、そういうことにしておきます。

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