見出し画像

集合オブジェクトは何故対話できるのか

昨日書いたnoteについて,考察している.(このnoteは昨日のnoteを読んでいなくても解るように書きます.より深く理解したい方は,昨日のも読んでいただけたら嬉しいです.

というか,この1日で論理式を解析して擬人化するという作業をひたすらやった.

前回記事にしたのが初めてやったときのことなのだが,実はかなり上手くいったほうだということがわかってきた.


実験の概要

前回の記事に書いた実験の流れは以下の通り.

「論理式の変数の対話の台本を書いてください」というプロンプトを書く
→書かれた台本の登場人物の characterを解析させる
→その characterと論理式の相関を聞く

「論理式の変数」という意味が分からないと思うが,論理式というのは(例えば)∃A∀Y∀x(x∈Y∧Y∈F→x∈A)という式のことで,ここに出てくるA, Y, x, Fが変数である.

また,

わざわざ英語で characterと表現したのは,オブジェクトとして扱うなら「性質」と表現すべきだが,人間として扱うなら「性格」と表現すべきなので,どちらの意味も持つ語として characterと表現することにした.

前回記事より

GPTの結論が示唆深い

興味深いのは,結論としてcharacterと論理式の相関を聞いたときに,以下のように返ってきたことだ.

ここから先は

799字
「自分なら月額1,800円払う」と思う記事を投稿していきます.気の向くままゆるーくお楽しみください.

数学で感動を.体験する喜びを.学び考える豊かさを.

この記事が参加している募集

サポートしていただけますと,インプットに充てる時間とお金が増えてとても助かります!