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「本当は仲良くしたい・・・!!」またあの頃のようなラブラブな夫婦関係に戻るには!?

さて、今回は人間関係から少し派生して「夫婦関係」について書いてみたいと思います。

言っても夫婦関係も人間関係ですからね。

人と人との関係です。

そしてタイトルが「ラブラブな」と少しばかりポップになってしまいましたが、内容はかなり真剣ですのでご安心ください。

いくつかタイトルを考えてみたのですが、あまり伝わりそうになかったので、このようなタイトルになりました。

固くなりすぎると逆に伝わらないことがありますからね・・・(切実)

さて、では話を戻しましょう。

まず最初にお伝えしておきます。

私も相当な回数夫婦喧嘩をしました。

恐らく皆さんが思っている倍の倍の倍は喧嘩しています(いや、もっと?)

ここでは書けないような喧嘩もしています(・・・ギリ書ける?)

でもだからこそお伝えできることもあると思うんです。

カウンセラーとしてだけではなく、当事者として、より皆さんのお気持ちも分かるのではないでしょうか。

さて、では前置きが長くなりすぎても良くないので、ここからは実際にどうすればまたあの頃のようにラブラブな夫婦関係に戻れるのか?

私の実体験も踏まえながら、かつ、心理学的アプローチも交えながらお伝えしていければと思います。

そもそもなぜ夫婦喧嘩をするようになるのか?


そもそもなぜ夫婦喧嘩をするようになるのか?

なぜだと思いますか?

これは私自身のことも振り返ってみると、本当に「些細なすれ違い」

これに尽きるなと感じています。

よく聞く言葉かもしれませんが、本当に些細なすれ違いでしかないんです。

きっとこの記事を読んでくださっているあなたも、些細なすれ違いに悩んでいるはずです。

あなた「今日仕事の帰りに牛乳買ってきて」

相手「えぇ~・・・めんどくさ~・・・」

あなた「他にすることないでしょ?」

相手「・・・何でそんな風に言われないといけないわけ(怒)?」

このような会話から喧嘩に発展してしまっていることはありませんか?

・・・「YES」か「NO」か?

回答は胸の中にしまっておいてください(笑)

上記の例では、あなたはただ牛乳を買ってきてほしかっただけです。

しかし、喧嘩に発展してしまった。

本当は仲良くしたいと思っているはずです。

それは、あなたも “相手も” です。

わざわざ喧嘩したいと思っている人などいません。

喧嘩するために結婚する人はいませんからね。

夫婦喧嘩をしたことがある方なら分かるかと思いますが、喧嘩するとまぁ疲れる。。

お互い良い気持ちにはなりません。

そして可愛らしい喧嘩ではないはずです、この記事を読んでくださっている方は(「うんうん」という声が聞こえてきそうです笑)

私もそうだったので、本当によく分かります。

したいと思ってしているわけではないし、毎回反省もしている。

「次こそは気を付けよう」とも思っている。

でも、、、そう思っても、、、なんですよね(汗)

また嫌味な言葉を何度も何度も言われたら、最初は我慢できていても、どうしても我慢の限界が来てしまう。。

そして喧嘩になってしまう。。

そんな方は多いはずです。

いずれにせよ、「些細なすれ違い」

これが夫婦喧嘩の原因であることは多い。

そこをまずは知っておいていただければと思います。

「言った」「言ってない」

「言った」「そんな言い方はしてない」

「冷たい」「そんなつもりはない」

そういったケースが大半です。

本当に

「些細なすれ違い」

です。

ラブラブな夫婦関係に戻るには?


先程「些細なすれ違い」が夫婦喧嘩の原因であることは多いとお伝えしました。

これは逆に改善の見込みがあるということです。

些細なすれ違いに気付き、対処していくことができれば、大いにまた夫婦仲良く、ラブラブになれる可能性はあるでしょう。

しかし、この些細なすれ違いが、些細なものではなく、「大きなすれ違い」へと発展しているのであれば、かなり修復は厳しいかと思います(大きなすれ違いだと、もはやすれ違ってもいない・・・?)

ちなみに大きなすれ違いというのは、お互いが心の底から結婚を後悔し、相手に対してもう何も感じていない、愛情もない、リスペクトもない、期待もしていない、そんな状況です。

自分が考えていることと、相手が考えていることが、全く一致していない。

一致する気配もない。

かすりもしない。

そんな状況。

それが「大きなすれ違い」です。

そのような状況にある場合は、何らかの覚悟を決める必要があるかと思います。

子どもが成人するまでは、我慢し続ける覚悟(その後離婚)

今すぐ離婚する覚悟。

腹を割って1度本気で話し合う覚悟。

友人知人、信頼できる人にありのままを相談し、協力してもらう覚悟。

色々あるかと思います。

いずれにせよ、今のままでは、、、何らかのきっかけ(転機)がないままでは、、、今の関係性が変わることはないのかなと。。

では、話が広がりすぎても良くないので、1度戻します。

今回は、「些細なすれ違い」にお困りの方に向けた記事です。

改善の見込みが大いにある方に向けて、ということですね。

ラブラブな夫婦関係に戻るためには、大きく分けてこの4つが非常に重要です。

1.どんな時に夫婦喧嘩をするのかを把握する
2.その時に頭に浮かぶ考え(言葉)を把握する
3.そこから考え方のルールを把握する
4.その考え方のルールを修正していく

この4つを実践していただくことで、凍り固まった現在の夫婦関係から、少しでも前に進んでいただくことが可能だと考えています。

極力分かりやすい言葉で、そして無駄を可能な限り省いて、1つずつ説明していきますね。

ぜひ読み終わった時に、皆さんの中に何か残るものがあれば幸いです。

では行きましょう!

今日この瞬間から、夫婦関係を好転させていきましょうね!

1.どんな時に夫婦喧嘩をするのかを把握する


普段夫婦喧嘩をするのは、どんな時でしょうか?

食事中、お出かけの最中、お互いの実家に行っている最中、家で何となくくつろいでいる最中etc.

色々あるかと思います。

しかし、本当に大切なのは、その状況よりも、

「その時、どんな言葉に腹が立ったか?」

「何を言われると、いつも夫婦喧嘩に発展するのか?」

こちらです。

例えば、

「○○てよ」「○○してよ」という言葉。

「手伝ってよ」「掃除してよ」「買い物行ってきてよ」「起きてよ」

こういった言葉。

少し命令口調で冷たい印象を与える言葉とも言えるので、これらの言葉を聞くと腹が立ち、喧嘩へと発展している方もいらっしゃるかもしれません。

他には、

「ホント冷たいね」「感じ悪いね」というような言葉。

要はその人の性格、人格を否定するような言葉ですね。

これらも相手を不快にさせる言葉なので、喧嘩へと繋がる可能性は高いでしょう。

このような感じで、あなたがどんな時に夫婦喧嘩をするのかをまず把握しましょう。

傾向が掴めるはずです。

「あっ、この言葉を言われると、いつもイラッとしてるな」

「この状況下+このワードを言われたら、絶対喧嘩してるな」などなど。

必ず傾向があるはず。

しっかり探ってみてください。

そして、ノートや手帳に書き出してみてくださいね。

頭の中だけで考えないことが大切です。

※必ずノートや手帳に書き出しましょう


2.その時に頭に浮かぶ考え(言葉)を把握する


1のワークを通して、どんな時に夫婦喧嘩をするのかがある程度把握できたかと思います。

まだ把握できていない方は、とことんノートや手帳に書き出してみてください。

殴り書きでOKです。

例えばこんな感じ。


例)
・今日も靴下を脱ぎっぱなしで腹が立った!
・何でいつも子どもの世話をしてくれないの!?
・不機嫌そうな返事をホントに止めてほしい!
・自分のことばっかり!

これってもしかして・・・?
⇒「家事や育児に協力してくれない時に腹が立っている・・・?」


このような感じ。

とにかく書き出すことです。

書き出した結果、

「家事や育児に協力してくれない時」

そんな時に、夫婦喧嘩をする傾向があるということが見えてきました。

ここまでが1のワーク、「どんな時に夫婦喧嘩をするのかを把握する」です。

把握できたら、更にそこから進みましょう。

ワーク2、その時に頭に浮かぶ考え(言葉)を把握してみてください。

「つらい」「苦しい」「悲しい」などのように、一言で言い表せるような言葉(感情)ではなく、頭の中に浮かぶ、頭の中に流れる “言葉” であることがポイントです。

例えば・・・

「何でそんなこと言われないといけないの!?」

「いつも私ばっかり我慢してる!」

「こっち(私)の気持ちも考えたことあるの!?」

こういった言葉です。

頭の中に浮かぶ、頭の中で流れている言葉があるはず。

それを把握しましょう。

頭の中に浮かぶ言葉は?


3.そこから考え方のルールを把握する


2のワークで、頭の中に浮かぶ言葉を把握できたかと思います。

把握できたら、今度はそこから考え方のルールを見つけていきましょう。

その考え方のルールを基に、人それぞれ考え方のクセが生み出されます。

例えば、2のワークではこのような言葉が出てきました。

「何でそんなこと言われないといけないの!?」
「いつも私ばっかり我慢してる!」
「こっち(私)の気持ちも考えたことあるの!?」


ということは・・・?

考え方のルールとして、こういったものが考えられます。

「人は完璧でなければならない」



「えっ・・・どういうこと(汗)!?」ですよね。

「どう飛躍したらそうなるの(泣)!?」ですよね。

安心してください。

簡単に説明しますね。

「下向き矢印法」というのを使ってみましょう。

「それは何を意味するの?」

「それはどんな意味があるの?」

「それはどういうこと?」

そんな質問を繰り返していく方法です。

例えば、2のワークで出てきた頭の中の考えはこうでしたね。

「何でそんなこと言われないといけないの!?」
「いつも私ばっかり我慢してる!」
「こっち(私)の気持ちも考えたことあるの!?」

ある程度どの考えも、考え方の傾向が似ているので、まとめていっても良いのですが、1つだけピックアップします。

「何でそんなこと言われないといけないの!?」

これでいきますね。

では「下向き矢印法」を使ってみましょう。


「何でそんなこと言われないといけないの!?」
「それは何を意味するの?」
「人は他人にひどいことを言ってはいけない」
「それは何を意味するの?」
「人は他人に優しくしなくてはならない」
「それは何を意味するの?」
「人は完璧でなければならない」



少々飛躍しているかもしれませんが、ここは人それぞれ。

細かいステップが必要な人もいれば、そうでない人もいます。
(慣れると、スッと出てくるかも?)

自分の中で、もうこれ以上出てこないというぐらいまで質問を繰り返し、自分の中の考えを深掘りしていってみてください。

自分の中にあるルールに気づけるはずです。

自分の中のルールを探るべし


さて、ではここまで頑張って読んでくださっているあなたのために、PDFも付けておきたいと思います。

プリントアウトするなどして、ぜひご活用ください。

普段、実際に相談のご予約をしてくださった方や、講座内で使うこともあるワークシートの一部です。

ワークシートのタイトルなどは、すみませんがスルーしてください(汗)

この記事用に作ったものではないので、ご了承いただければと思います。

でも、十分使えますのでご安心ください。

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