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第5回ABEMAトーナメント 予選Eリーグ展望

7月9日から、ABEMAトーナメントの予選Eリーグが放映されます。予選は15チームが5つのリーグに分かれて3チームずつの総当たり戦を行い、上位2チームが本戦に進出します。Eリーグの各チームのメンバーのこれまでの成績を確認し、どのチームが予選を突破しそうか検討してみたいと思います。
※過去の成績はは手元の集計のため、間違いがあるかもしれません。気づいた方がいらっしゃいましたらご指摘いただけると嬉しいです。

チーム藤井「スリーカード」

藤井聡太竜王
第3回:9勝3敗、第4回:9勝2敗
通算:18勝5敗(勝率0.783)
森内俊之九段
第3回:9勝2敗、第4回:3勝2敗
通算:12勝4敗(勝率0.750)
藤井猛九段
初出場
チーム合計:30勝9敗(勝率0.769)

チーム渡辺「マンモス」

渡辺明名人
第3回:5勝8敗、第4回:4勝3敗
通算:9勝11敗(勝率0.450)
近藤誠也七段
第3回:7勝4敗、第4回:4勝2敗
通算:11勝6敗(勝率0.647)
渡辺和史五段
初出場
チーム合計:16勝17敗(勝率0.485)

チームエントリー「下克上」

折田翔吾四段
初出場
黒田尭之五段
初出場
冨田誠也四段
初出場
チーム合計:記録なし

予選を突破するのは

ドラフト終了直後に私が優勝候補に挙げたチームの内、チーム藤井とチーム渡辺が入りました。
チーム藤井は過去の団体戦の成績では、全15チーム中最高勝率を誇ります。藤井竜王と森内九段の二枚看板は強力です。初出場の藤井猛九段は近年の公式戦では不振ですが、棋界屈指の理論派が実力を発揮できれば予選突破はもちろん、間違いなく優勝候補の一角です。
チーム渡辺は、過去の団体戦では渡辺(明)名人が苦戦していますが、本来の力を発揮できれば予選突破は間違いありません。近藤七段は毎回安定した成績を残していますし、初出場の渡辺(和)五段は昨年度末に20連勝を記録して勢いに乗っています。
チームエントリーは、折田四段、黒田五段、冨田四段と関西の新鋭3人が顔を揃えました。全員が初出場なのでどこまでやれるか未知数ですが、少なくともエントリートーナメントを5連勝して出場権を獲得していますので、波に乗れば面白い存在になるかもしれません。

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