見出し画像

第37期竜王戦ランキング戦の展望(1-3組)

第36期竜王戦は藤井聡太竜王の防衛で幕を閉じましたが、早くも第37期竜王戦ランキング戦のトーナメント表が発表され、、12月7日には1組が開幕します。竜王戦は1-6組に分かれてランキング戦を行い、1組の上位5人、2組の上位2人、3-6組の上位1人の全11名が決勝トーナメントに進出します。本稿では1-3組のメンバーと組み合わせを確認しておきたいと思います。

1組

1組からはランキング戦の優勝者と準優勝者、準決勝敗退者による3位決定戦の勝者、2回戦敗退者による4位決定戦の勝者、1回戦敗退者による5位決定戦の勝者の5人が決勝トーナメントに出場します。つまり、2回負けるまで決勝トーナメント出場の可能性が残ります。通常は16人中4人が降級となりますが、今期は伊藤匠七段が飛び級で参戦しているため、17人中5人が降級という浮き沈みの激しいクラスになっています。

左の山から決勝に進出する有力候補には、会長職という激務の中で好調を維持している羽生善治九段を挙げたいと思います。前期は1組優勝を果たしている稲葉陽八段、竜王獲得経験のある渡辺明九段や森内俊之九段、ランキング戦常連の丸山忠久九段にも上位進出を期待したいと思います。

右の山から決勝に進出する有力候補には、前期は2組で優勝して1組復帰を果たした豊島将之九段を挙げたいと思います。ランキング戦常連の永瀬拓矢九段、王将挑戦を決めた菅井竜也八段、第35期挑戦者の広瀬章人九段(11月16日付で昇段)ら、強豪ひしめくブロックとなっていますが、やはり前期挑戦者の伊藤匠七段が再び夢を掴めるのかにも注目していきたいと思います。

2組

2組からはランキング戦の優勝者と準優勝者が決勝トーナメントに出場します。

左の山から決勝に進出する有力候補には、順位戦A級の佐々木勇気八段を挙げたいと思います。ベテランの屋敷伸之九段や三浦弘行九段、若手期待の八代弥七段や近藤誠也七段にも注目していきたいと思います。

右の山から決勝に進出する有力候補には、順位戦B級1組で昇級争いのトップを走る増田康宏七段を挙げたいと思います。順位戦A級の佐藤天彦九段、竜王獲得経験もある糸谷哲郎八段にも十分チャンスがあると思います。

3組

3組以下のクラスは、優勝者のみ決勝トーナメントに出場します。

左の山から決勝に進出する有力候補には、飛躍が期待される本田奎六段を挙げたいと思います。中村修九段、鈴木大介九段、行方尚史九段らベテラン勢が上位進出を目指しますが、竜王戦ではかつて3期連続でランキング戦優勝するなど活躍が目立つ梶浦宏孝七段にも注目しています。

右の山から決勝に進出する有力候補には、今年度ダブルタイトル戦挑戦を経験してブレイクした佐々木大地七段を挙げたいと思います。B級1組で鎬を削る千田翔太七段、澤田真吾七段、大橋貴洸七段にも十分チャンスがあると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?