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ニンゲンになりたい

春休みに入って1週間が経った。
出だしに次女が鼻風邪を引いたけど、無事に完治して、次の日から早速6時間の公園遊びに勤しんだ。

休み期間になると、遊具があるようなメジャーな公園には小学生などのちょっと大きなおともだちが集まる。彼ら彼女らの遊びは、とてもパワフルである。
5歳の長女はまだしも、2歳の次女が同じ空間で遊ぶのは、まだ少し難しい。

なのでいつも、遊具もない、何もない、ただの広場で少人数のおともだちと遊ぶ。
遊び道具は虫や、花や、棒。

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一昨日には、虫取り網で蝶を3匹捕まえた。私が。
捕まえた蝶をカマキリ先生よろしく、人さし指と中指で挟み、足の力(カマキリ先生曰く生命のエネルギー)を子ども達に伝えてもらった。
蝶を自然に返す時、誰が虫かごの蓋を開けるかでだいぶ揉めた。

想像してもらうと分かると思うけど、これを連日やるのはかなり疲れる。暑くなってくるともっと疲れる。一番楽なのは間違いなく秋だと思う。秋最高。

家に帰れば、夫も仕事が終わってて、色々やってくれる。けど、私はもう眠いのだ。
20時過ぎには子ども達を寝かしつける。子ども達は朝7時半まで寝る。素晴らしい規則正しさ。

しかし、繰り返すと私はもう眠いのである。
今日は寝ないぞ寝ないぞ!と、強い意志を持って布団に入ったのに、気がついたら3時間経っているなんて日常茶飯事過ぎてチャメシゴトにもならない。

問題はこの後で、3時間寝てしまうと流石の私ももう寝れない。0時を迎えても3時間引いて「まだ9時かー」とか現実逃避する。
で、将棋やら手芸やらに取り掛かる。ちなみに将棋は寝た方が明らかに手が読める。

まぁそんなこんなで相も変わらず朝が起きられない。
夫は当然、声を掛けることもせず、子ども達もママは朝は起きないものだと思っていて、よく遊ぶママ友にはネタとして「今日は何時に起きた??」と聞かれている。

これはいかん。そろそろ本当にいかん。
春眠暁を覚えずとか言ってる場合じゃない。
朝、起きないと。

めちゃくちゃ低次元な事を真顔で言うくらい、そろそろ本当にいかんので、この春、私はニンゲンになります。
間違えた、この春、私は人間らしい生活を送ります。

ニンゲンって書くともののけ姫のお猿さん(猩々と言うらしい)を思い出す。
「オレ、ニンゲンニナル」

読んでいただきありがとうございます。 単純なのでスキやフォロー、サポートをしていただけると更新頻度が上がると思います。笑