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ヒロシは孤独死も受け入れる

孤独を楽しむ人が増えた。

ひとり焼肉、一人カラオケ、一人旅など

お一人さまが認知されている。

「かわいそうに、ひとりぼっちで寂しいわね」

「友達も彼氏もいないの」

ひとりぼっちが悪のように言われていたが、世の中が変わりはじめた。

芸人のヒロシのソロキャンプがYouTubeで人気だ。自分の山まで購入して孤独を楽しんでいる。


ヒロシ、人づきあいが嫌でソロキャンプ始めたのに人が集まる   newsポストセブンより


「ソロキャンプをやっていると、“ひとりではさびしいでしょ”などと言われますが、そんなことはありません。むしろ、他人への忖度がない分、居心地がいい。ひとりがさびしいと思うのは、周りの人の目が気になるからだと思うんです。

 かくいうぼく自身、自分のやりたいことをがまんして周りに合わせなきゃ、という思いにしばられて苦しんだ。苦悩の末に、自分がやりたいことをやれれば、人はどうでもいいと思えるようになり、楽になったんです。なんでも誰かと一緒にやらないといけないと思っていた方が疲れませんか? もちろん仕事では、そうもいかないでしょうが、好きなことをするのにひとりじゃダメってことはないと思います」(ヒロシ・以下同)

誰かがいてくれると力になるし、ありがたい。



でも


一人になりたい時もある。男の方が多いかもしれない。

そして、孤独死についてもヒロシは自論を展開していた。

「ぼくは48才で独身。このままずっとひとりで、孤独死するかも、と思わないこともありません。でもそれも悪くない。逆に、孤独死したらダメという人には何が困るのかと聞きたい。

 家族に囲まれて安らかに死んでいきたい、という人が多いのでしょうが、死ぬ間際に家族がベッドの周りで自分の財産のことで揉めていたら……なんて想像すると、ひとりで死んだ方がマシだと思ってしまいます。まぁ願わくば、若くてきれいなお姉さんに抱きしめられながら逝きたいですけどね」

確かに、孤独死=マイナスみたいにマスコミは伝える。不安を煽るのが、私のような一般大衆を操りやすいから仕方ない。

古いドラマのワンシーンのイメージをいつまでも押しつけられているようだ。

でも

結局は死ぬときは一人で旅立つ。


それを自分は受け入れられるか?

まだわからない。



「山ほしいなあ」

とつぶやくと妻が

「お父さんは無理」

「なんで?」

「庭の草刈りだけで精一杯でしょ」

山を買えば、管理が大変だ。

道を整備して、草刈り、トイレ設置、水の確保などやる事が山ほどある。

「そうやなぁ、やめとく」

キャンプ場で楽しもうと思う。

たまに、ひとりで



*明日、note音声「クロウ・キッズ!」朗読4の更新します。

どうぞお楽しみに









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