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障害者雇用関連ニュースまとめ 【2020/10/27】

■今日のヘッドライン!

〇お墓も生活も守る 名古屋・天白の就労支援施設が墓参り代行サービス

就労継続支援の支援者の皆様におかれましてはコロナの影響で工賃作業のストップを余儀なくされ、ご苦労が絶えないないかと思います。

そんな中、こちらの施設の取り組みはコロナで外出できないという状況を逆手に取った素晴らしい好事例だと思います。

私も毎年お盆にお墓の掃除をしておりますが、不思議と心が洗われる気がしています。宗教的なお話はここでは控えさせていただきますが、精神の安定という観点から就労支援においてもとても効果的だと思います。

障害をお持ちの方たちが全国各地で墓守としてご活躍し地域社会に多大な貢献をする、そんな社会が来ることを願わずにはいられません。

■障害者雇用

〇 さとふると静岡県静岡市、精神障害者就労施設「ゆくり亭」支援のため寄付受け付けを開始

■就労支援

〇多気町「五桂池ふるさと村」に「マルシェグランマ」開店 三重の産品600種一堂に

■農福連携

〇農福連携で高品質イチゴを生産する遊士屋 代表取締役 宮澤大樹が、受刑者のためのライフキャリアスクール「P2P」のプロジェクトメンバーに就任。

■助成・補助制度

〇助成金情報のご案内

キリン福祉財団やあすなろ福祉財団など就労支援施設も対象になりうる助成金情報も記載されているので、要チェックです!

■その他

〇コロナ禍で失われた高齢者の居場所。豊島区で「空き家を福祉に活かす」取り組み始まる

「空き家」と「高齢者や障害者の住まいの確保」という2つの社会問題を同時に解決する素晴らしい取り組みだと思います。

二面採光を取り入れているとありますが、私も経験上精神疾患の方たちの支援において太陽の光を浴びることは心身の安定や生活リズムを整えるという観点から非常に効果的だと実感しております。

本文では介護事業は少子高齢化、障害者福祉事業は民間企業の参入の増加でそれぞれ補助金の財源の確保が厳しく、新たな「福福連携」の必要性に言及されております。

私も就労支援の現場にて障害をお持ちの方の高齢化、あるいはご高齢期に入ってからのうつなど精神疾患の発症の増加など「高齢者」と「障害者」の支援は一緒に取り組むべき課題だと思っております。

その際に恐らく補助金の出どころが「介護」なのか「障害者福祉」なのか問題になることもあるかとは思いますが、行政や自治体にはできる限り柔軟な施策の実行をお願いしたいところではあります。


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