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【障害者雇用・助成金ニュース】「ひきこもり」の社会参加を支援 座間市で施設開設

皆さんこんばんは、伊藤です。

さて今夜は久しぶりにひきこもりの支援に関するニュースの解説をしたいと思います。

なお当のnoteではひきこもりの方々も「 社会が生んだ障害 」によって生きづらさや働きづらさを抱えているという観点から、記事のテーマとして取り上げさせていただいております。

市がこのようにひきこもりの方々の居場所や相談できる場所を開設することは昨今のひきこもりの方々の増加傾向から必要な取り組みであると思います。

私も実は「 ひきこもり支援相談士 」という資格を持っております。

※ひきこもり支援相談士のページはコチラ ⇓

こちらのページにも記載されているように、推定160万人以上の方々がひきこもり状態にあると言われております。これは政令指定都市である福岡市と同じくらいの数字になり、その数の多さを物語っているかと思います。

ひきこもりに至る原因は家庭内や職場での人間関係でのネガティブな要素が原因となったり、あるいは学生の頃のいじめなどが原因で不登校となり成人になってもそのままひきこもり状態を継続するなど様々です。

社会に出ることに強い不安や恐怖心をいただいてしまっているひきこもりの方々も多く、私の経験上今回の座間市の取り組みのようにまずは自宅以外で安心して過ごせる居場所を提供することが社会復帰の第一歩として効果的だと思います。

特に、

ゲームやパソコンの練習しながら自由に過ごせる

という場所というのがとても良いと思います。

ゲームができるのであれば自宅から出やすいと感じるひきこもりの方々も多いでしょうし、少し就職について前向きになっている方にとってはパソコンの練習をするというのも関心をひくかと思います。

そして何より「 自由に過ごせる 」というのが良いと思います。

自宅以外の場所に行く場合にひきこもりの方々は、

「 無理やり家から出ることを強要されるのでは? 」

「 無理やり就職活動をさせられて就職することを強要されるのでは?
 」

など「 無理やり強要されるのでは? 」という不安や恐怖で疑心暗鬼になっていることも珍しくありません。

まずは何かを強要する場所ではなく、自由に過ごせる場所というのが定期的に通いたいと思っていただく上で大切なことだと思います。

このニュースの最後に、

市は時間をかけながら利用者の就労支援も行いたいとしています。

とあり、どのような就労支援をするのか非常に楽しみですね。続報がでたらまたこのnoteでも再度取り上げたいと思います。

座間市内でひきこもりのことでお困りの方は、まずはこの「 みんなの居場所ここから 」にお問い合わせされることをおススメします!!


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