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障害者雇用関連ニュースまとめ 【2020/10/28】

■今日のヘッドライン!

〇農家と障害者が一緒に働く 「農福連携」 山梨県がブランド化へ

全国で広まりつつある農福連携。そんな中で山梨県の素敵な取り組みをご紹介させていただきます。

例えば農業において種の植え付けや草むしりなど障害をお持ちの方の特性に合う仕事は多いというのは以前から言われておりますが、やはり労働に見合う対価をお支払いするというところに課題感があるように思われます。

そういった意味でこの山梨県の取り組みは、ブランド化しそれを県がPRをし認知度と商品の付加価値を高めていることが前述の課題を解決する方法になりうるのではないかと思われます。

そしてもう一つ大切な視点として、農福連携において障害者が行う作業は農作業だけではない可能性があるということです。

私が勤めていた就労移行支援事業所のご利用者様の中にも、ネットショップを作成をしたり、商品のパッケージのデザインをすることも十分に可能な方々がいらっしゃいました。

これは農福連携に限りらず、他の事業において障害者雇用をする際にも言えることだと思います。

雇用する側も、そして支援する側も障害者の活躍の場は想像以上の広いと認識し、就労マッチングを行うことで法定雇用率の充足という概念を超えて社会で輝きながら働き続けられる方が増えていくのではないでしょうか。

■障害者雇用

〇2021年3月~障害者法定雇用率の引き上げ迫る!注意点を解説

〇障害者の就職を支援 企業説明会

ニュースでも報道されてるとおりコロナ過において障害のある方が大量に職を失ってしまっているという悲しい現状があります。

この兵庫県のような取り組みは全国各地で行われるといいですね。

■就労支援

〇就労継続支援B型manaby CREATORS によるイラスト-カードゲーム『ももじぞうのおんがえし』 10月29日(木)発売

前述のとおりこのような取り組みも障害者の就労の可能性の幅を広げる大きな取り組みだと思われます。

〇障がい者の「働く」考える 就労現場の課題、工賃アップの取り組み紹介 北谷町

〇障がい者向け就労支援施設が新しいメンタルケア支援を開始
医療・健康

■農福連携

〇コロナ過でロックダウンがずっと続いていたネパールの障害者施設を助けたい!

私は正直日本からほとんど出たことがない人間なので世界情勢には疎いですが、コロナ過における障害者雇用の危機というのは万国共通であることを思い知らされるニュースです。

株式会社農業JAPAN様の取り組みを応援しつつ、一日でも早くこのコロナが収束することを願わずにはいられません。

〇【障がい者雇用支援のリーディングカンパニー】農業での障がい者雇用モデルを独自に生み出した東証一部上場グループ(株)エスプールプラスが大阪に初進出!

■助成・補助制度

〇新型コロナにより適用となった特定求職者雇用開発助成金の実労働時間に係る特例

特定求職者雇用開発助成金は障害者だけでなく高齢者やシングルマザーの方の雇用時など幅広く活用できる助成金です。

本来であれば労働時間が減れば支給される助成金も減りますが、コロナの特例があるのはありがたいですね。この助成金の支給を検討されている事業主様は要チェックです。

■その他

〇「ひきこもり支援に“引き出し危険”」 8050問題の専門家がケアマネ向け冊子で警鐘

私も現在「ひきこもり支援相談士」の資格取得に向けて勉強しております。施設のご利用者様だけでなく自分の身内でもひきこもりの方と関わる機会がありましたが、やはり無理やり家から出すというのは本当に逆効果です。

そしてご家族は想像以上に悩み苦しみながらも解決に向けて必死でご尽力されていることを知っております。

私自身も含め支援する人間は解決しようとするあまり自分自身の意見や正義感を当事者ご本人やご家族に押し付けてしまってはないか、わが身を振り返ることの必要性を改めて思い知りました。

〇「高齢者雇用」を考える 四日市でワークショップ 講演や事例発表 三重


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