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公認心理師の受験申込受付は2022年3月7日から! 7月の試験に備える最新版対策テキストを紹介

保健医療、福祉、教育などの分野で人々の心の健康を支え、相談に応じて援助する国家資格の職業、「公認心理師」。

2022年7月に実施される第5回試験について、1月25日(火)から「受験の手引」の請求受付が始まりました(デジタル版はこちら)。

受験の申し込み期間は3月7日(月)から4月6日(水)までの1か月間。試験日は7月17日(日)ですので、「受験の手引」請求開始から約半年後となっています。集中的に勉強時間を設けて試験に備えたいところです。

気をつけたいのは受験資格。現在8つのルートがありますが、そのうち「現任者ルート」(実務経験5年+現任者講習受講)の方が受験できるのは2022 年9月14日(水)まで、第5回試験が実質最後となります。現任者講習会の受講が必須要件ですので、忘れないようにお気をつけください。

その他のルートについては、先ほど紹介した「受験の手引」に詳しく掲載されていますので、受験資格があるかどうかを改めてご確認いただければと思います(デジタル版はこちら)。

心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト 第2版

さて、翔泳社では1月25日(火)に、2022年度の第5回公認心理師試験に対応した『心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト 第2版』を発売しました。

出題基準に沿った24章構成で、各分野の専門家が執筆。基本的な事柄を抜けなく漏れなく網羅的に学べるのはもちろん、補足説明ではいざというときに役立つ知識も解説しています。

最初の1冊としても、おさらいの1冊としてもおすすめの内容にまとまっていますので、ぜひチェックしてみてください。

心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 2022年版

また、問題集として『心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 2022年版』を2021年12月に発売しています。

第1回から第3回(追試含む)の試験を収録し、問題を「大項目別」と「公認心理師としての対応事例」に整理。「どのテーマでどのような問題が出題されたのか」「自分の苦手はどの分野にあるのか」が掴みやすくなっています。

最新の第4回試験は出題順にそのまま掲載していますので、ぜひ力試しとして挑戦を。自分の知識がどれくらい通用するかを確認し、得点を取りづらい分野・問題を把握して対策することが大切です。

心理教科書 公認心理師 要点ブック+一問一答 第2版

試験範囲の要点を効率よく掴みたい、手早く理解度を確かめたい、そんなときに使っていただきたいのが『心理教科書 公認心理師 要点ブック+一問一答 第2版』です。

本書では追試を含む第1回から第3回までの試験を分析。直前の対策としても役立つように押さえておきたいポイントがまとまっています。

問題を解くことで知識を定着させ、万全の準備で試験に臨みましょう。

テキスト・問題集・要点ブックの執筆陣一覧

紹介した書籍3点の全著者を一覧で確認できます。なお、それぞれの書籍で著者は異なりますのでご了承ください。

岩瀬 利郎(いわせ・としお)

日本医療科学大学兼任教授/東京国際大学医療健康学部准教授。元武蔵の森病院院長。浜松医科大学大学院修了、博士(医学)。埼玉医科大学精神医学教室、埼玉石心会(狭山)病院精神科部長、武蔵の森病院副院長・院長、東京国際大学人間社会学部教授、同大学教育研究推進機構教授を経て現職。精神科専門医・指導医、睡眠専門医、臨床心理士・公認心理師。

大谷 佳子(おおや・よしこ)

昭和大学保健医療学部講師。日本知的障害者福祉協会社会福祉士養成所講師(『心理学理論と心理的支援』担当)。著書に、『最新介護福祉士養成講座1 人間の理解』『最新介護福祉士養成講座11 こころとからだのしくみ』(分担執筆、中央法規出版)など。

翁長 伸司(おきなが・しんじ)

埼玉医科大学病院神経精神科・心療内科/埼玉医科大学かわごえクリニックこどものこころクリニック外来 臨床心理士。放送大学非常勤講師、中部学院大学非常勤講師、お茶の水女子大学非常勤講師。国立病院神経内科、スクールカウンセラー、大学院心理相談センター、大学非常勤講師などを経て現職。臨床心理士、公認心理師。

斎藤 清二(さいとう・せいじ)

富山大学名誉教授。医学博士。新潟大学医学部医学科卒。富山医科薬科大学第3内科助教授、富山大学保健管理センター教授、立命館大学総合心理学部特別招聘教授などを歴任。医師、公認心理師。著書に『総合臨床心理学原論-サイエンスとアートの融合のために-』(北大路書房)、『公認心理師の基礎と実践21:人体の構造と機能及び疾病』(遠見書房)等。

下坂 剛(しもさか・つよし)

四国大学生活科学部准教授。博士(学術)。公認心理師。論文に「未就学児の親の育児関与とその規定因に関する研究」(共著、小児保健研究80 巻)、著書に『人間の形成と心理のフロンティア』(共編著、晃洋書房)。

祖川 倫太郎(そがわ・りんたろう)

佐賀大学医学部附属病院薬剤部。博士(医学)。日本病院薬剤師会精神科専門薬剤師。精神神経科の病棟薬剤師を経て、精神科リエゾンチームに関与。著書に『病気とくすり 2021 基礎と実践 Expert's Guide』『薬局 専門薬剤師からみた勘所プロフェッショナルEYE』(共著、南山堂)。

田代 信久(たしろ・のぶひさ)

帝京平成大学現代ライフ学部(2022年より人文社会学部)准教授・帝京大学医療共通教育研究センター特任講師を兼任。脳外科・神経内科・内科心理職、スクールカウンセラー、ハローワーク心理職、湘央医療技術専門学校、帝京高等看護学院、近畿大学九州短期大学講師を経て現職。教育学修士、公認心理師、臨床心理士。

中村 洸太(なかむら・こうた)

駿河台大学、聖学院大学、ルーテル学院大学にて兼任講師。博士(ヒューマン・ケア科学)。心療内科・精神科クリニックや大学病院等を経て、現在は産業領域や教育領域を中心に臨床に携わる。公認心理師、精神保健福祉士、臨床心理士。著書に『メンタルヘルスマネジメント検定 Ⅱ種Ⅲ種 テキスト&問題集』(共編著、翔泳社)など。

廣瀬 圭子(ひろせ・けいこ)

ルーテル学院大学総合人間学部専任講師。博士(社会福祉学)。由良病院リハビリテーション科、日立養力センター、埼玉県立大学、東洋大学等を経て現職。高齢者のケア環境や介護離職防止に向けた家族への支援について、ICF(第3者の障害)の枠組みから研究を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・理学療法士。

松岡 紀子(まつおか・のりこ)

医療法人社団こころけあ 心理カウンセラー。公立小中学校スクールカウンセラー、私設相談室非常勤カウンセラー、心療内科クリニック心理職を経て現職。成人の精神疾患や被害者支援を専門に医療臨床に従事。臨床心理士、公認心理師。

三浦 佳代子(みうら・かよこ)

長崎純心大学人文学部地域包括支援学科講師。博士(医学)。長崎純心大学助手、日本学術振興会特別研究員、富山大学エコチル富山ユニットセンター研究員、金沢大学保健管理センター助教を経て現職。公認心理師、臨床心理士。公認心理師を目指す人のための情報サイト「公認心理師ドットコム」を運営。

村上 純子(むらかみ・じゅんこ)

聖学院大学心理福祉学部心理福祉学科教授。博士(学術)。総合病院精神科、精神科クリニック、被災者ケアセンター勤務、公立小中高校のスクールカウンセラーなどを経て現職。公認心理師、臨床心理士。著書に『子育てと子どもの問題』(キリスト新聞社)。

森田 麻登(もりた・あさと)

神奈川大学人間科学部助教。修士(医科学)、修士(臨床心理学)、修士(教育学)。臨床心理士、公認心理師。法務省心理技官、千葉県発達障害者支援センター相談員、筑波大学附属中学校スクールカウンセラー、帝京学園短期大学助教、身延山大学特任講師、植草学園大学講師、広島国際大学講師を経て現職。。

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