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スポーツジム利用推奨大作戦!

今日は健康経営についての弊社の取り組みについてお話しします。
具体的には「スポーツジムの利用者増!」に向けての取り組みです。


現状分析

課題

弊社では1年半前から山梨県内5か所に拠点のあるスポーツジムを福利厚生として利用できるように、会社で費用の負担をしています。

会社で管理しているカードが数枚あり、そのカードを直接ジムに持参すれば従業員は誰でも利用できるというとても簡単な仕組みなのですが…

最初は数名利用していたのに、今は利用者1名という危機的状況…
それに対して、先日の職場改善アンケートではなんと社員の約3分の1が
「利用したい!」と思ってくれていることが判明しました。

仮説

そこでどうにか利用したいと思っている従業員に利用してもらいたいと、何が利用への弊害となっているかを考えてみました。

・社長から直接カードを借りることがハードルが高いのでは
・「初めて行く」ことに、利用方法等の不安があるのでは
・持ち物等揃えたり、持っていくのが負担になるのでは
・ジムを利用したことがない人にとって、マシンの利用に不安があるのでは

対応策

カード貸し出し方法の変更

上記の仮説に基づいて、まず私たちは「カードの貸し出し方法」を変更することから始めました。
社長から直接借りるのが恥ずかしい、社長が不在の時に借りるのが不便「かもしれない」ということで、自由に借りられるように社内の保管場所を用意しました。

訪問調査

次に、担当者自身が利用方法を知らないと案内ができない!ということで実際にジムへ訪問させていただき、利用方法や設備、ルールなどの調査をしてきました。

案内チラシの作成

訪問調査を実施した後、私たちは仮説に沿った形で従業員の不安を払拭できるような構成でチラシを作成しました。
チラシには下記内容を盛り込んでいます。

①ジムの基本情報(場所・連絡先・設備等)
➁社内利用方法
➂初めて利用する場合の方法
 (施設説明有・サポートトレーニング有・自由の3択を提示)
④具体的な館内利用のフロー
➄施設からのマナーや禁止事項

実際の案内チラシ

チラシの作成にあたっては、特に初めて利用する場合、その人のニーズに合わせた方法を選択できることを伝えることを意識するとともに、直接説明を受けなくても、一通りの流れはわかるような案内になることを意識しました。

また、持ち物不要で行けるという、「継続へのハードルが低いこと」もアピールしました。

上記チラシを印刷し、各所に掲示したほか、社内のコミュニケーションツールで共有を行いました。

結果

残念ながら、周知から一週間少し、まだ利用者は増えていません…
プライベートの時間のことですので強制することはもちろんできませんが、「利用したい人が利用できる」そんな雰囲気になればいいと思います。

また、あくまで利用していない理由は私たちの仮説にすぎないので、その理由が本当に正しいのか、ほかにも理由はあるのではないかという仮説検証も引き続き続けていきたいと思います。

スポーツジムの利用というのは「運動習慣」への意識が向いて初めて増えるものですので、根本の部分へのアプローチもあきらめずに進めていきます。

こういったことをしたら効果があったよ~というアドバイスがございましたら、ぜひコメントにて教えてください。

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