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社会人になるにあたって、何を学ぶべき?

学生から社会人になることは、まるで違う世界に移住するようでした。

社会人になったいまは、学校へ通ったかつての自分の世界と、自己責任で働く自分のいる世界が陸続きである実感をもっています。

ただ、義務教育あるいは学生という枠で立場を守られていたあの頃、ことあるごとに耳にした「大人になったら」という事前宣告は、いまと将来をしっかりと線引きし、漠然とした「必要な準備」を予感させました。

社会人になるための、必要な準備とは?

児童養護の世界で働いて、はや10年ほど...。見送った若者は、たぶん100人を超えています。ご縁のある若者のうち、最初に就職した職場に残っている方は1人もいないように思います。

社会的養護出身の若い方の後ろ盾のなさが注目され、金銭・物質的な支援が拡充されています。また、退所者支援にお務めのある団体のアンケートにおける「施設退所して困ったこと」第一位が「孤独」。人は、何かしらの集団に所属します。前回の「居場所とは」に関連し、人は帰属する場を求めます。家族のプライオリティーはおいておいて、私は職場で「この社会で生きていくポジティブさ」を得ていきました。

働いていれば嫌なことはありますが、職場で得た「役に立った」という実感は私を生かし、生活の糧となる目標へ足をすすめさせてもらえます。
なので私は「職場適応」を重視しています※。就労支援・居場所支援でしばしば聞く支援者の悩みが「ココの次がない」です。縁のできた若者が、社会貢献活動によって支えられた「場所」に「居」を感じ、留まる。その「次」がない、という話。支援的配慮の万全な空間は、社会から隔離されがち、という事例です。
報酬が大なり小なり「働く」ことが、社会適応の一番の方法だと思っています※。

それでは「社会」に出ていく若者たちに「適応」の機会を最大限に与える勉強とは?※

というわけで、聞いてきました。

(※もちろんケースバイケースで、この意見は私の経験からした一番の話題です)

質問を受け取ってくださったのは、株式会社YmixのCEO石塚様です。

ロボットの研究院生から、楽天のPR部門にご就職、その後に起業。そんな、一見連続性のないキャリアを歩まれ、それで自立した社会人生活を営まれています。vol.1の加藤様にご紹介いただきました。

一見、質問とは関係のなさそうな取材風景。。。

長ーい社会人人生を「自立して過ごす」ために、何を事前に学ぶことが大切なのかーーー。一つ選んで、教えていただきました。

「なるほど」のご回答でした。人の気持ちと対する仕事人としてでしょうか、ものすごく納得です。石塚様は、福祉職じゃないのに。すごーく考えて、すごーく行動される方なんだろうなあ、と。

くつべらマンのヒットの具体策も授けていただきました。

ありがとうございました!続く。

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