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「本当の強さって何?」

「強い」って、何なんでしょうか?

これは代表がずっとやりたかった取材テーマ。

ひと昔前より減った印象はありますが、代表が勤めた児童養護施設では暴力の目撃や被害が日常茶飯事。首を絞められたり、殴ったり蹴ったりされました。職員は暴力を行使する子供に「暴力以外」のストレス解消を提案し続けます。

人は社会との関わり方を「必然的」に身に着けるものだと思います。暴力も同じ。私の知っている、小さい頃「暴力」の環境にいた子は、暴力が染みついていました。そうやって自分を守っていたのだな、と。

でも大きくなって、一般的な社会で過ごすと「それは反社会的」とされる。本人は、本人のせいではないのに、その矛盾で苦しんでいく...とこれは別の話ですね。

ムカつく奴をパンチで一蹴!

こんなシンプルなストーリーはありませんよね。思春期の男の子たちに支持されて当然だな、と。でも現実ではどうなの?

暴力を手段に正義を貫くアニメの主人公たちは「全員有罪!」と以前の回で取材した弁護士さんは仰っていました(笑)。

ぶったぎる

(敵をぶった切る くつべらマン ※有罪)

では「本当の強さ」とは?

なんとなく、なんとなくはわかるけど、これを是非「腕っぷしの強い方」に話していただきたい!!できれば「トップクラス」の方に。

くつべらマン

そんな中、寄せられた中学生のあきら君(仮名)からのご質問。

クラスメイトと喧嘩して勝ったけれど、何故か自分の方が悪者扱い。その理由が分からなくてモヤモヤする、というものでした。

喧嘩には勝ったけれど、どうも釈然としない。

いがみあう2人

(一触即発な二人。もうヤルしかないのか...!?)

くつべらマンだって、正義のヒーローです。

「本当の強さ」というものを学べば、また一皮むけるのでは?

画像12

(乗車の図。乗客の皆様のプライバシーに配慮して足元だけ!)

そんな訳で、取材に行って参りました。

今回の質問にお答え下さったのは、元キックボクシングのチャンピオン!安部さまです。

↑↑↑ 動画はこちらから ↑↑↑

「強い」って何ですか? に「優しさ」と即答。

ですよね!!

理由は、動画本編の中で詳しくお話して下さっています。

大納得!暴力では達しえない「高み」を垣間見ることができました。

うでずもう

(腕相撲で白黒つける2人。スポーツは素晴らしい)

そういえば......代表が勤めていた施設では、子ども達の運動不足・ストレス解消の目的から、キックボクシングのトレーナーさんが、定期的に来てくれていました。

そのトレーナーさんは「力が強い子とか、力があり余っている子にたくさん参加してほしい」と仰っていました。理由を聞くと「ストレスの解消も大事だけど一番は、殴ったときと殴られたときの威力を自分で感じてもらいたいんだよね」とのこと。

子ども自身が、殴った・殴られた時の威力を体感できる。それは、力の使い方を学ぶ機会になるということ。

力の使い方を学ぶことが出来れば、力が強い・暴力などが原因で人付き合いが上手くいかない子ども達だって、もっと生きやすくなるのではないか。

そんな気持ちを持って、ボランティアに来てくれていました。

これも、安部さまの言う「優しさ」に通ずるのでは?

「強い」って、奥が深い......。

教育や児童福祉関係者は「格闘技系の支援や協力を敬遠する傾向がある」という話を聞いたことがあります。「児童の暴力性を助長するのではないか」という理由で。

今回「それはない」と改めて思いました。暴力の一側面に接しているからこそ「具体的な教え」があり、社会的地位を得ているからこそ「高い精神性」を有しているのだと、格闘技の従事者さんへの尊敬を新たにしました。ちなみに「中途半端にやっている人が一番あぶない」そうです。なるほど。

おまけですが、滅多にない機会ですので、練習を体験させていただくと同時に、基本技と護身術のレクチャーもいただきました。ぜひ合わせてご覧ください。

撮影風景8


きたる戦いに備え、直接ご指導を受けるくつべらマン!!

撮影風景

撮影風景7

基本のワンツーを伝授いただく。

そして...まっくらムゥと再戦!!

結果は、動画本編にてご確認下さい!!


なんとなんと、まっくらムゥもご指導頂きました。

プロの本気!(80%)を、その身で体感!

撮影風景2

せーの。

キャプチャ

ドスッ「!?」

う、浮いた!!体が浮いた!!!!いやほんと。

集合写真

(取材班は次の日筋肉痛。まだ自覚がない表情)

安部さま、有難うございました。

「本当の強さ」追及していきたいと思います。

あきら君(仮名)2

あきら君(仮名)いかがでしたか?

「ケンカ両成敗」という言葉がある様に、喧嘩をした二人のどちらが良いのか悪いのかを決めることはできません。おそらく互いに言い分があるのでしょう。少なくとも「喧嘩で勝った側が正しい」とは言えません。それどころか、暴力があると、伝えたかった気持ちや言い分が伝わりづらい状況に陥ってしまうようです。どう思いますか?

今後も、色々な人と関わる中で、また衝突するようなことがあるかもしれません。

そんなとき、見せるべき「強さ」とは何なのか。考えてみてください。「本当の強さ」を考えるとき、この動画が少しでも助けになってくれたら嬉しいです。


続く。


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