靴選びの常識は嘘だらけBEST5

痛い靴 合わない靴 履く靴がない。

そんな靴選びに悩んでいる方へ。

7000名以上の方の足を見てきた、
「靴は売らない靴屋」
シューフィット•神戸屋へお越しくださるお客様の大半が、ご自分の足を誤解しています。

何が根拠かわからない、
探しても見つからない、

そんな靴選びの常識のウソ
から抜け出すことが、必要なのです。

1.日本人の足は幅広甲高

昔の日本人は確かに幅広・甲高でした。

今の60代以下、特に30代以下の方の足は、長い・薄く広がる・指長・踵狭い。

欧米化していると言われています。

2.広い靴は足に優しい靴

誰が言ったのか知りませんが、本当に罪作りな常識です。
現実は全く逆に、できるだけ狭い靴が足の形を整える、骨格を支える靴なのです。
だから、適正な幅のサイズならば、ハイヒールが「楽に歩ける靴」になるのです。

3.柔らかい靴が足にいい靴

これも罪作りな常識です。
踵から指の付け根近くまで、硬い芯が入っている靴が、足を支える力がある、頼れる靴です。
柔らかくあって欲しいのは、指の曲がるところから前だけです。
靴底も全体が柔らかい靴は、足がしっかり仕事する、「トレーニングシューズ」です。

4.足が浮腫む夕方に靴は買いましょう。

これも正しくありません。
足が浮腫みやすい時間帯は、個人差があります。
浮腫んでいないとき、靴の中で足が遊びます。
足に合っていない靴を履くから浮腫みます。
女性は生理周期、気温、湿度、気圧、月の引力で足のサイズを変えています。
だから、ご自身のサイズの変化を自覚しないと、ピッタリ靴にすることができないのです。
ちなみに、ピッタリ靴を履いていると、夕方浮腫むことはありません。

5.下駄と草履の文化だから、脱ぎ破棄しやすい靴がよい。

これも日本の履物文化をなめてもっちゃぁいけないよ!というウソです。

足元を整える、草鞋の紐を結び直すと言った言葉があるように、履物を足にしっかり縛り付けて履くのが習慣でした。

そして、外から帰ってきた時には足を洗って、汚れを家に持ち込まないように縁を切る。
それができる段差(上がりかまち)が玄関にあったのです。
江戸時代中期からは「足袋」で足を締めて整え、鼻緒でしっかり足に縛り付けて履く。
それが習慣だったのです。

他にも根拠がよくわからない話が、靴に関わる周辺でたくさん目につきます。
根拠のわからないそんな話に惑わされて、靴で悩んでしまう人が実に多いのです。

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