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GN Athlete Interview #1 江幡塁

GRIT NATIONがもっとも大切にしている在り方(Value)は「進化を楽しむ(Positive attitude for transformation)」ということ。目標設定はもちろん大事だけれど、本当に高みに達する人たちはそのプロセスすらも楽しんでいる。だから僕たちはトップアスリートの生き方に学び、人々の生き様を肯定するブランドでありたい。実際にGRIT NATIONでトレーニングするアスリートへのインタビューを通じて、GRIT NATIONの思想を伝えていきたいと思います。

第一弾は新日本キックボクシングのチャンピオンツインズとして名高い、現WKBAスーパーバンタム級世界王者の江幡塁選手。

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Shoe: 今の塁を語る上ではやっぱり那須川天心との一戦(2019/12/31 RIZIN20にて1R KO負け)は避けて通れないかなと。改めて、昨年末の試合を振り返って思うこととは?

Rui: あまりにも負け方がショックすぎて1ヶ月間何もできませんでした。17年間のキャリアの中で1R KO負けも初めてだし、こんなにキックボクシングを休んだのも初めて。何もやる気が起きない、何を信じてこれからやってけばいいのかわからない1ヶ月を過ごして、これまで自分が信じてきたものを手放さないと次のステップには行けないと覚悟が決まりました。

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Shoe: 実際に手を合わせて何が及ばなかったと思う?

Rui: 距離感と出入りのスピードです。僕たちは打倒ムエタイを大命題に掲げて何年も戦ってきて、あの距離感で試合をしてこなかった。彼のステップバックの速さに加えて、距離感の違いは一番戸惑った。手を合わせた時にはカウンターも取れるし、試合もうまく運べると思ったけど、出入りのスピードに関しては全く違いがあったなと思います。

Shoe: むしろムエタイにフォーカスする中で見失っていった部分もある?

Rui: ムエタイ対策に特化してしまった影響はあると思います。これまで日本人とも戦ってきましたがムエタイに近いスタイルの人が多く、那須川くんのような戦い方をする選手とは全然戦ってこなかった。

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Shoe: あの試合で得たもの、失ったものという表現を敢えてすると?

Rui: 僕は本当に失ったものがないと思っています。僕の人生として考えたら得るものの方が相当大きかった。精神的なことも含めて本当に目を向けなければいけない部分を見れたというのが、今回の収穫です。

トレーニングに関してもキックボクシングそのものよりも、GRIT NATIONでパフォーマンスの土台となる部分をしっかり磨くことに切り替えたのも大きな決断のひとつです。キックのパフォーマンスばかり勉強するから応用が利かなくなるし、伸び代が分からなくなる。パフォーマンスの勉強だけでなく、もっとこのコアの部分をちゃんとしないと臨機応変に進化していけない。僕はキャリアの長い選手ですが、今になって凄くそう感じる。

ここからの2ヶ月間で自分の進化をどこまで突き詰められるかな。一回ちょっと切り替えて、外出た方がいいなと思う。今はボクシングもやっていて、そこはしっかりやっていこうかなと。あとはもう少し体幹トレーニングが自分の中で足りないところなので、そこも詰めていきたいなと思います。

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Shoe: 何かそうやって話を聞いてると、那須川選手にリベンジするということが本当の目的ではないんだろうね。ただファイターである以上は避けては通れないマイルストーンであるのかもしれない。でもきっとその先にもっと大きなものを見てるからこそ、立ち上がることができるし、努力を積み重ねられる。塁は何のために戦うんだろう?

Rui: 僕は元々強さに憧れてこの世界に入ったんですけど、今は戦っていく中での自分の気持ちそのものに凄く興味がある。対戦相手どうこうより、もっと自分のスタイルや生き方を証明したいという思いで戦っている気がします。

やっぱり僕は日本人としてこの島国に生まれて、武道にルーツを持つ選手/アスリートとして生き方を表現していきたい。それは自分のためにやってはいるけれど、多くの日本人にとっても何かをもう一度取り戻すような、自分以外の誰かのためになるようなことなんじゃないかなと思っています。その価値を世界に向けても発信し、日本人としての誇りを、戦いを通して突き詰めていきたいなと思う。

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Shoe: 生き方の証明っていうのは本当に素晴らしいよね。

Rui: 本当にそれにつきますね。なんでキックボクシングやってるんだろうってたくさん考えたけど、きっとそこにたどり着く。

Shoe: やっぱり突き詰めたら、強いから偉いとか、勝ったから偉いということではない。困難なことから逃げないとか 、今できないことでも努力を積み重ねてできるようになるとか、そういう人としての教えみたいなものがある。君たちこうした方がいいよという説教ではなくて、 自分の生き方を証明していく。それこそキックボクシングにとどまらないスポーツの価値という、この道を選んだ人の美しさみたいなことだよね。

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Shoe: この間はちょっと体を小さくした方がいいんじゃないかと言っていたけど、最近その辺はどう?

Rui: 今は体重を落とそうと思っていますが、無駄に大きくしようと思わなくなったというか、本当に力が強いことに自信がついた。昔一度、小笠原選手と戦った時にパワーに課題を感じて、とにかく強くならないといけないと試行錯誤した時期があったけれど、今は全然考えなくなった。トレーニングを見直した今は自分が思った通りの動きができるようなった。

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Shoe: これが結果的に体型が最適化されてる状態じゃない?僕は普通の人にもそうあってほしいなと思う。誰かと自分を比較して、彼女みたいに痩せたいとか、彼みたいにマッチョになりたいみたいな感じではなくて。自分がやっぱり実現したいこととか、こういう風に生きたいということをちゃんと追求してきた体型なら、それを自分で認めた方がいいよね。

Rui: トレーニングもそうじゃないですか。僕もたまに後輩にどんなトレーニングしてるんですかって聞かれて「GRIT NATION で体幹やってるよ」と言うと「僕もやりたい!」って言うけど、僕と同じトレーニングしても強くならない。なぜなら僕は僕の戦い方のパフォーマンスを見て、分析をして、体幹が必要だと認識してやっているから。人それぞれ全く違うし、その人に合ったトレーニングがあって、その人にあった体型があるということ。トレーニングを通してGRIT NATIONがまさにその考えを僕に教えてくれたなと思う。その人それぞれの合う合わないがあって当然だし、求めるものによって違うと思う。体型だって同じで、ボクサーはこういう体で、ボディービルダーになりたかったらもっと違う。それぞれやっぱり違いがある。でもその違いを自分に自信を持って出せばいいと思う。

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Shoe: 一番大事なのは選手が意図を持っていること。それをサポートしたり、加速させる手伝いなら、僕たちは凄くいいパートナーになる。その若い子たちが「江幡さんみたいになりたいから同じことやりたい」と言うのは悪いことじゃないけど、「正解を教えてください」というスタンスでは多分見つからないよね。自分なりの道の歩き方の結果として出てくるものがパフォーマンスであったり、体型であったりで、それを自分で肯定するということは本当に生き方のポイントだよね。ちなみに普段って洋服で困ることとかある?

Rui: 肩ですね。今もそうですけど(笑)普段は僕、体重の上げ下げもあるので、この時期はパツパツ、この時期はゆるいとか。肩に合わせたら下が合わないし、下に合わせたら今度は肩がきつくなるなんてことはあリますね。結構難しいです。私服とかだともう丈の長いTシャツをダボっと着て、細身のジーンズみたいな格好になっちゃう。でもシルエットが気に入らなくて、昔は細くて似合ったけど、今は本当に強くなりすぎて、ダボっと着ても細く見えないですね。なんか余計デブみたいに見える。

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江幡塁選手の人としての在り方や、困難な道でも挑戦そのものを楽しんでいる姿勢に僕自身が強く影響を受け、インスパイアされています。生き方に誇りを持ち、その結果として表れる体型を肯定すること。GRIT NATIONは次なる事業として、その人の体型を最も美しく見せるカスタムメイドアパレルに挑戦します。

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