祥伝社 文芸出版部

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出版社・祥伝社の文芸の編集部です。単行本、ノベルス、文庫、小説誌『小説NON』の刊行と、ウェブマガジン「コフレ」を配信。新刊情報、試し読みなど、本に関するコンテンツをお届けします。【祥伝社公式ホームページ】https://www.shodensha.co.jp/

最近の記事

【対談】儚さにぐっとくる友井羊さんと、奇妙なものが気になる大石大さんが、不思議な小説 『いいえ私は幻の女』(大石大著)にせまる!?

「消したい過去ってありますか?」――大石大 「いえ、忘れっぽいので、特にないですね」 ――友井羊 という友井羊さんも楽しんだ、大石大さんの最新刊『いいえ私は幻の女』(祥伝社)。 川越にある記憶を消せるカフェに、さまざまな過去を抱えた人々が訪れる、ちょっと不思議で心あたたまる連作集です。 デビュー前から友人という友井さんと大石さんが、大石さんの新刊『いいえ私は幻の女』の刊行を記念して、作品のこと、執筆のこと、ゆるり語り合いました。(文・編集部) 友井羊さん(以下、友井) よう

    • 夏の読書に! 実石沙枝子さんと『物語を継ぐ者は』を語ろう!

      2024年7月に祥伝社から刊行された、実石沙枝子さんによる『物語を継ぐ者は』。デビュー2作目となる本作は、14歳の女子中学生が、愛読する作家の急逝を知って、自ら大好きな物語の続きを書き継ぐというひと夏の青春物語です。作中作をふんだんに盛り込んだ意欲作について、書店員のみなさんと著者の実石沙枝子さんを囲み、お話をうかがいました。(文・編集部) \座談会にお集まりの書店員さんたち/ 宇田川拓也さん ときわ書房本店。ミステリもミステリじゃないのもなんでもござれ! 内田剛さん ブッ

      • 【あとがき公開!】太田忠司の文庫化新刊『道化師の退場』

        太田忠司先生の『道化師の退場』が、2023年9月8日、祥伝社文庫より発売!  『麻倉玲一は信頼できない語り手』著者の野心作! その刊行を記念し、著者が文庫化に当たって書下ろしたあとがきをお届けします。 あとがき――ドコカノダレカさんへ         太田忠司  あなたは、この文章をいつ読むでしょうか。  作品を読み終えた後か、読む前か、あるいは書店でたまたま手に取ってこのページから読んでみたのか。  一応「あとがき」と題していますけど、どんな順番で読まれてもいいです。そ

        • 『ドールハウスの惨劇』刊行記念★遠坂八重インタビュー<全文掲載>

          第25回ボイルドエッグズ新人賞受賞作『ドールハウスの惨劇』が、2023年1月13日いよいよ発売! 異例にも、刊行のはるか前にシリーズ化が決定済みの業界注目作。その刊行を記念し、著者の新人作家・遠坂八重先生の特別インタビューをお届けします。 お手柔らかにお願いします… ――初めての著者インタビューということで、緊張されているようですが… 遠坂八重(以下遠):はい、緊張してます(笑)。お手柔らかにお願いします…。 ――ボイルドエッグズ新人賞を受賞されたのが2022年5月、

        【対談】儚さにぐっとくる友井羊さんと、奇妙なものが気になる大石大さんが、不思議な小説 『いいえ私は幻の女』(大石大著)にせまる!?