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23-24 チェルシー選手レビュー GK・DF編
今季もプレミア終了!短かったような長かったような。無観客だった数シーズン前に精神的に喪失状態になり、そこから応援するチームがほぼ解体され、昨季はピッチ内外のゴチャゴチャからほとんど記憶もなく、ここ数シーズンなんとなく心の底から楽しめていなかったような気がするのですが、今季はリーグ全体は面白かったように思います。
私の応援するチェルシーも、なんやかんやで6位。記憶のない昨季に比べたら本当によく頑張りましたよ。尻上がりの調子で終われたのも気分としてはよく、心地は悪くないと言ったところです。
そんな中で記憶も新しいうちに選手レビューの形で振り返り。まずは半分です。試合レビューのように0-10の評価、6.0が可もなく不可もなくなポイントです!が、ポイントに意味はなく、各選手をフックに感想をダラダラと書くだけです。
GK
ロベルト・サンチェス
6.0
ニューカマー。昨季ブライトンでポジションを失ったと思ったら、今季移籍にてステップアップ(?)したチェルシーで当初正守護神を獲得したスペインのゴールキーパー。ワールドクラスのGK来ないかな、流石にヨーロッパ出場権のないクラブには来ないか、と思っていたらそこそこの実力者で来たので嬉しかったわたくし。ただ怪我やらでポジションを失いシーズンエンド。当初怪我して、そこから復帰したのかな?と思ったらそのままベンチを温め、その後またベンチからも消えてましたかね?よく分からない。
個人的にはセービング自体はペトロビッチよりいいんじゃない?と思ったのですが皆様どう思われるでしょうか。スローイングや中距離のキックも基本的には悪くなく、それが強みでもある気がするのですが、見た試合だとなかなかの頻度でそれらのミスも見受けられ、それが流石に多過ぎた。あれはなんなんだ。総評6.0、ただ本人的には満足はいかずだと思うし、GKは補強ポイントになってそうな気もしており、去就が怪しい。
マーカス・べティネッリ
評価なし
ホームグロウン枠だったり年俸だったり総合評価からビッグクラブの第3GKとして配置されるイングランドのオジサン。来季も頼みます。
ジョルジェ・ペトロビッチ
7.0
ニューカマー。アメリカから来たセルビアの24歳。長期プランでの獲得にしてはそこまで特別若いわけでもなく、順当にセカンドGKでこのキャリアの選手を獲得するのは珍しい気もしますが、サンチェスの怪我からポジション奪取、安定したプレーを披露。サポーターの評価も上々な気がします。
プレミア上位陣のGKはニューカマーが多かったシーズンでしたが、ヴィカーリオほどチームに勝ち点をもたらすほどではなく、とはいえオナナほど悪い意味での話題にはならず。ラヤほどのポジションの確立もしていませんが、まあラヤと比べられるべきはサンチェスでしょう。
分かりやすい強みがあるわけではなく、ハイボール処理もセービングも配球もどれもが高レベルという感じ。割と失点の多いシーズンだった中、かなり頑張ってくれていた。
オルテガだとかオブラクだとか噂というか願望が始まっているのを横目に見ておりますが、個人的には来季もペトロビッチと頑張りたい。ベンチにはケパがいる気がする。
This is a Djordje Petrovic appreciation post. pic.twitter.com/fwqj9sinOv
— Chelsea FC (@ChelseaFC) December 19, 2023
DF
アクセル・ディサジ
6.5
ニューカマー。モナコから来たフランスの26歳。若者が多いチームの中だと数少ない中堅枠。前評判は高くなかったけれど、怪我人まみれだった最終ラインでセンターバックと右サイドバックを領域に高い稼働率で働いてもらいました。
開幕当初から割としっかり起用されており、チーム全体が不安定の中、怪しいなコイツと思ったりもしましたが、終盤戦に向けて安定感がましたように思います。地上戦も空中戦もプレミアでしっかり戦えます。自分第一の若者の多いチームの中で、チーム全体をエンパワメントするような姿勢、パフォーマンスもよかったです。貴重人材。来季も頼みます。
マルク・ククレジャ
7.0
よく分からなかった立ち位置で始まり、最終的には独自の存在感を発揮して終わったシーズンでした。初年度だった昨季はチーム全体が悪かったり、移籍金の高さだったりから批判も多かったように思いますが、それよりは評価を上げたんじゃないかな。
シーズン前半は4バックの左をコルウィルが務め、タッチライン側を果敢にオーバーラップしていたりして、え?時代はこうなの?確かにベン・ホワイトとかアカンジとか、CBがサイドバックやる時代だけど、、と思ってほぼ記憶から消えたククレジャ。その後、右サイドバックがほぼ誰もいなくなった時に、ポチェがククレジャをスタメンから右で起用。右利きのサイドバックを左で使うケースは見ても、逆は見たことなくて驚いたし、プレーもしっかり左足一本でこなしててウケました。
その後また一瞬いなくなったと思ったら、終盤は本職の左サイドバックで安定感のある活躍を披露。保持時にはアンカーに位置する偽サイドバックもこなし、なんでここに来てこうなる?とポチェに対する謎が深まりましたが、勝ってるのでよしとする。
元々、3バックと4バックの左を兼任できる左利きは希少人材ですから、引き続きよろしくお願いしたい。移籍しないでくれ〜。まあでもどこに行ってもそこそこ活躍すると思う。ということで甘めの評価。
ブノワ・バディアシル
5.0
昨季途中から来た、デカくて若くてパスの出せる左利きCB。属性がコルウィルと被ってるけどどうするんや?と思っていたら、どっちも怪我が長引き2人で1人前みたいなシーズンでした。
姿勢がよく精度の高いインサイドキックが美しくて好きなんですけど、割と好不調の波が大きかった印象。若いとはいえ、CBでそれはちょっとね…ということで厳しめの評価。来季4バックでやるなら、チアゴの代わりを誰か獲るとして、ディサジ、コルウィル、フォファナ、バディアシル。残り3人が計算できなくてキツいですね。全員いたら問題ないんですけど。
チアゴ・シウバ
7.5
今季をもって退団、CL獲ってからの数年間、チーム全体もメンバーも一向に安定しない中、1人でチームを支えてくれたレジェンドは今季もフル稼働。世界中のサポーターから愛されたレジェンドとしてチームを去りました。
フル稼働といいつつ流石に過去3年よりはほんの少しだけ衰えを感じるシーンもありましたし、限られた残りのキャリアで求める本人の高いレベルに対し、現状のチームに対する失望も感じたりしましたが、それでも超絶高いプロ意識でチームを変わらず支えてくれました。
本人はブラジルに帰るそうですが、息子はロンドンに残りユースでプレイするらしい。いつでも帰ってきて欲しい。ありがとう。
A day full of emotions. Thank you all for this incredible farewell. It has been an exciting four years in which we have touched glory by winning a Champions League, but where we have also gone through difficult times. (1/4) pic.twitter.com/hQ94fxWTP8
— Thiago Silva (@tsilva3) May 19, 2024
トレヴォ・チャロバー
6.5
生え抜きかつ古株、もはや若手と言える年齢でもなくなってきた今季。序列は高くなく、出場機会は限られていましたが数少ない出場機会では安定したプレーを披露したように思います。昨季に契約延長を勝ち取ったときは本当に嬉しかったし、来季も引き続きリースの稼働が計算できないので、パフォーマンスの良い右サイドバックのバックアッパーとして名を連ねて欲しいです。
本人に移籍の希望が高いわけではないと思うけど、チームの評価は気になるところ。
ベン・チルウェル
5.0
チーム随一の人気を誇る実力者兼イケメン。リースと共に、揃えば2人がチームの華やかな武器になる中心人物なのですが、今季はほとんど見ることが出来ず寂しい1年に。経験や年齢、サポーターの信頼感から副キャプテンとして頼みますという感じです。怪我は仕方ないけどもねえ…。
リース・ジェームズ
5.0
キャプテンとして挑んだ今季、ほとんどピッチにおらずシーズンエンド。キャプテン就任はちょっとまだ早いんじゃない、、?という声もありそうでしたけど、新生チームを彼と作るんだというフロントの姿勢が感じられ期待していたのですが。
怪我さえなければリーグ最強のサイドバックであるとは思うのですが、いかんせんピッチにいないと話にならないし、ケガから戻ってきてもしょうもないレッドカードを貰ったりして残念でした。シーズン終盤に戻ってきた時は胸トラップだけでサポを沸かせ、持ち前のクロス精度で結果も出したんですけどね。頼むでほんまに!!
Everyone was entertained. pic.twitter.com/b0yDDE5Aoy
— Mod (@CFCMod_) May 12, 2024
Seeing Reece James do his traditional chest control ball trap after ages felt so good 😭 pic.twitter.com/OwhST9OIoQ
— TLV (@TheLampardView) May 12, 2024
みんなが見たいシーンここやろぉ😏 pic.twitter.com/Fd3qbFxf6k
— のど (@Xa5Pm) May 11, 2024
リーヴァイ・コルウィル
6.0
実質ニューカマーの21歳。ユース出身からの、ブライトンでプレミアで戦えることを証明し帰還したイングランドの若者。チアゴ・シウバをロールモデルに、高い危機察知能力や左足から高精度のパスを出せる、スピードもある、とめちゃくちゃ華のある選手ですよね。
シーズン前半はなぜかサイドバックで起用されそこそこのプレーを披露。センターバックでもよく頑張っていたがチームが調子を上げた後半戦はいなかった。来季はシーズンを通して安定感のあるプレーを期待したい。
マロ・ギュスト
7.0
ニューカマー。フランスから来た20歳。若いねえ…。プレミア初年度の選手には長い目で見ようぜと思うわたくしですが、彼は最初からかなり高いパフォーマンスを発揮していて驚きました。初速から速く、決してサボらず攻撃を支えていて頼もしい。クロスの判断もよく、シーズン通して9アシスト。何度も繰り返すようにリースの稼働が計算できないので、来季も安定した活躍を期待です。いい面構えしてます。
What a player. pic.twitter.com/vWtkWe7j5t
— Chelsea FC (@ChelseaFC) March 11, 2024
ウェスレイ・フォファナ
評価なし
出てる試合はめちゃくちゃいいのに、今季は怪我で出番無し。本当に寂しいよ。
アルフィー・ギルクリスト
6.0
ニューカマー。11歳からの生え抜きで今季トップ昇格した20歳で、家族みんながチェルシーサポのよう、ユースチームではキャプテン。顔立ちやプレースタイルは英国のあどけないが真面目な若者という感じで、サポーターみんなから愛されていそう。初ゴールの時の喜びようもスタジアムを温かい空気に包ませた。
ギュストと同い年だし、トップ昇格がこの歳となるとやや遅いくらいで、立ち位置としては厳しさもあるが、4月に契約延長。頑張れ。
Unforgettable moment. 💙⚽️
— Alfie Gilchrist (@alfie_gilchrist) April 16, 2024
From the stands to the pitch, proud to score my first Premier League goal for the club I've always supported. Grateful for all the love and support. This is just the beginning! #CFC @ChelseaFC pic.twitter.com/BTFyEfrrgZ
書いてて思ったけど基本甘めです。忘れぬうちに後編も書く!!
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