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エゴン・シーレというかウィーン分離派の総体が好き

東京都美術館で開催されているレオポルド・コレクションによるシーレ展に行き、カタログを買いました。重量感のあるアートブックです。

もう影から分かる分厚さ


ウィーンのレオポルド美術館は行ったことが無いけれど、過去に開催されたコレクション展のカタログや行った人から見聞きする話だとかなり個人的な好みに近い美術館です。現代美術の持つ、エグさと美しさの紙一重な様が伝わるコレクション。

今回はシーレがフィーチャーされていて、彼もとても好きなアーティストだけど、彼だけじゃなくてココシュカを始めとする同時期のアーティストも多数展示されていて、彼らも含めて当時のウィーン分離派ムーブメントが好きなんですよね。

作風としての実験的な取り組み(それがみんなバラバラ)、自分たちの展示のためのポスターなどから伝わる(アートだけでなく)デザイン的な発想、それらの総体としての活動がカッコいい

目玉としてのシーレだけでなく、ウィーン分離派の活動が広く見れてオススメです。

分厚い

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