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MY MOVIE BOX #5 / 最高の人生の見つけ方

いつも読んでくれている方も、初めましてで覗きに来てくれた方もありがとうございます。

今日は久しぶりの”MY MOVIE BOX”。

最後の投稿からはや5ヶ月も経ってしまいました。
この期間にもたくさん映画を見ていましたが忙しさにかまけてちょっとサボりすぎたので反省です(笑)

映画のレビューは見た後すぐ書くが吉だと学びました。
(思い出して書こうとすると内容や感想が曖昧になって熱量が下がるし、見返そうとすると映画は時間がかかる…)

前置きはさておき、今日は2007年公開の『最高の人生の見つけ方』を紹介します。

評価の高い映画であることは知っていたし、モーガン出演の映画にハマっていたこともあったのに、なぜか何年もウォッチリストに入れたままでした。

最近、自分の人生の価値観なんかに思いを馳せることがあって、この映画をようやく見ることができました。

原題は『The Bucket List』。

バケットリストは何かっていうと"bucket"を使った英語表現"kick the bucket"から由来しているもの。

首吊り自殺をするときにバケツに上って最後に蹴る様子から来ていて、「死ぬ前にやりたいこと」を意味している。

映画の主人公であるエドワード(ジャック・ニコルソン)とカーター(モーガン・フリーマン)。

二人の老人が病気になり、余命6ヶ月、もって1年だろうと宣告を受け、残された時間に人生でやり残したことを実現していく物語。

一代で巨富を築き上げた経営者エドワードと、整備工として働き、家族のために人生を捧げてきたカーター。

仕事も価値観もバックグラウンドも全く異なる二人。

富裕層と労働者階級。ゴージャスな食事とまずいビーンズスープの病院食。付き添いは秘書、一方は家族。エドワードのベッド周囲には高級コーヒー「コピ・ルアック」、カーターは家族が描いた励ましの絵や手紙が飾られている。

決して交わることのない二人の人生が、入院して同室になり、闘病生活を送るうちに友人になっていきます。

余命宣告を受けてバケットリストを実現させる旅に出ることに。

"Never too late"

バケットリストを書いたものの、旅に出ようという提案に対して「そんなのは無理だ。書いてみただけ。」と渋るカーターにエドワードかかけた言葉。

カーターは教員という夢を諦めて45年。死ぬ前に最後のチャンスを目の前にしているのに、それをつかむ勇気が出ないでいる。

「時間ができたら」「今は忙しいから」「もう少し収入があったら」
そんな言葉を並べて自分のやりたいことや目標を諦めることって私たちにもありませんか?

その“いつか”はきっとやってこない。なぜなら思うだけで行動しないから。

不確かな未来に進むのは怖いから。あるいはそこには大きなエネルギーを伴うはずだから。

安定した職業よりも、必要なリスクを負い一代で成功を収めたエドワードだからこそ言える言葉だったんだろうな。

泣くまで笑う

バケットリストの一つ、これはカーターが挙げたもの。

このリストにまつわる展開が私のお気に入りシーンです。

ほっこりするエピソードに思わずこちらも笑ってしまいました。

はじめは「え、そんなこと書くのか。ロマンチックだなカーター」くらいに思っていたけど、よくよく考えたら泣くまで笑ったのっていつだったっけ?

皆さんは泣くまで笑った記憶、覚えていますか?

そこまで笑うってよっぽど心許せる友人や家族、パートナーがいてこそですよね。

歳を重ねてからもそんな相手が周りにいたら幸せだろうな、と思いました。

最後に

人生の在り方や自分の価値観を見直すとき、バイブルになるような映画でした。

今のままの人生でいいのかな?やりたいことってなんだろう?自分にとって大切なものは?そんな風に感じている人にオススメです。

「口より体を動かせよ。これはチャンスだ。」

気づくとあとでやろうマインドになりがちな私にはとっても刺さるエドワードの言葉。

ライルスタイルを決めるときに迷子になったら、私もこの作品を見返したいと思います。

それではまた。

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