遊戯王デュエルモンスターズの話をしたい。
遊戯王デュエルモンスターズ (モノクロ / スーパーゲームボーイ対応)
基本情報
発売日:1998年12月16日(木)
発売元:コナミ
開発元:コナミコンピュータエンタテイメント新宿
品番 :DMG-AYUJ-JPN (RK174-J1)
セーブ:バッテリーバックアップ(コイン型リチウム電池(CR1616))
その他:通信ケーブル対応
遊戯王デュエルモンスターズオフィシャルカードゲームが発売されたのは1999年2月4日(木)。このゲームはOCGのベースとなりました。
週刊少年ジャンプ本誌(1998年12月7日発売)では、遊闘107「城へ!!」が連載されていました(コミックス13巻)。オリジナル・キャラクター、シモン・ムーランが初登場。のちに原作に逆輸入されました。
思い出
「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」を先に買ってて、そのあとに本作を買った覚えがあります。友達が持っていてそれを遊ばせてもらっていました。当時は小学生でしたがそれなりに楽しく遊んでました。今思うとなかなかの苦行ゲーですよね。。。それぞれのキャラクターに10勝するとボーナスカードが貰えて、さらに100勝まですると超強力カードが貰える。登場キャラクターが16人いるので最低でも1,600戦やらないといけない。さすがに無茶言い過ぎですよね。それでも遊戯王のカードが遊べるなら楽しかったものです。
無茶なシステムなのは他にもあって、通信対戦200戦(同一ソフト不可)で超強力カードが手に入る。田舎ではそんな200人も同じゲームやってる人なんていないし、都会でも難しいんじゃないかと思うほど。
キャンペーンモード
一応本編です。キャラクターとデュエルをして遊びます。
既定の回数勝利すると先へ進めるようになります。
本作はデュエリストキングダム編が舞台になっていて、出港する前の船→デュエル王国→シモン・ムーラン→ペガサスといった流れになっています。
デュエルに勝利すると、そのキャラクターごとにカードを貰えます。なかなか強いカードを貰えないので繰り返し戦うことになります。
序盤はカードが強くないので融合していって強化していくのがよさそうです。ただ融合パターンを覚えるのは苦労しますね。
最終的にペガサスを倒せばエンディング。闇遊戯があとに出てきますが、やることは同じ。ひたすらデュエルするだけ。
モンスターカードと魔法カードしかなく、モンスターカードは全部効果を持っていません。罠カードもないので駆け引きもクソもありません。
それでも楽しかったあの時代。
感想
久しぶりにちょっと遊んでみましたが無茶苦茶なゲームですね、これ。
やることは単調だし、攻撃力の高いモンスターを出して攻撃するだけ。
一般的にクソゲーと言われてるみたいです。言わんとしてることは分かりますね。カードゲームなのに戦略の欠片もない。初期デッキの弱いカードだらけのデッキでどうやって遊んだらいいのか。
ただ、弱いデッキ弱いカードだけれども、デュエルに勝利してカードを貰って地道にデッキが強くなっていく感じはよかったと思います。まるでRPGみたい。良くはないけど悪くもない。まあ悪いよりではありますが。
個人的評価
★10段階評価 : ★5/10。
遊戯王原作好きなので。キャラクターがゲームの中に生きてるのが良いね。
備考
1998年12月18日(金)にポケモンカードGB(カラー共通 / スーパーゲームボーイ対応)が発売されました。1日違いで発売されたこのソフトは、遊戯王デュエルモンスターズの大ヒットにより価格が大暴落。自分が知っている限り、新品が500円ぐらいで売られていました。正直な話、ポケモンカードGBのほうが完成度は高く面白いんですけどね。当時の遊戯王の勢いがいかに凄かったかを表しています。
説明書にも攻略本にも載っていなかったコマンド。
タイトル画面で[↓・↑・B・↓・↓・→・↑・↑・↑・↑・B+↓]と入力すると、セーブデータを消去できる。
また、タイトル画面で[←・B・B・B・↑・B・B・B+→]と入力すると、スーパーゲームボーイ2の通信関係の警告メッセージが出なくなるみたいです。
こっちは攻略本に載ってたコマンド。
[↑・↓・B・↓・↓・B+↑・B]と入力すればパスワード入力画面になり、特定のパスワードを入力すればカードが手に入ります(同一カード1枚まで)。
ゲーム始めはまずパスワード入力してから。