個展「AMBIENT」閉幕
閉幕
終わったぁぁぁぁ!!!
1ヶ月完走しました。
長かったか短かったかわからんけど。
皆さん的にはさすがに1ヶ月もあれば都合合わせやすかったですかね。
なんかもう…ほんと色んなとこから来ていただいちゃってありがとうございます。
北は東北から南は九州の方まで。
あの…みんな距離感バグってますよね。
九州から、関西から、車で来ましたとか。
でも嬉しいんですよ。
1年前、東京で個展した時はそこまで遠方の人は来ませんでした。というかコロナで来れませんでしたなのか…?
その時は「九州でも!長野でも!関西でも!やってください!」って言われてたんです。
やっぱそんな車で何時間もかけて中々来れないよなって思ってました。
今回の個展は東京から離れ、一番親しみのある大好きな長野県で開こうと思いました。
そんな経緯などは過去の記事を見てみてください!
それでさ、じゃあ長野近辺の人来やすいよねってことで7月から開幕したわけですよ。
そしたら…
大阪から来ました!京都から来ました!滋賀から!三重から!愛知から!福岡から!
???
どこでもよかったんか?
いや…
一部のネジぶっ飛んでる皆様。
いや嘘です。
ガチファン(?)の皆様ありがとうございました。
来れなかった皆様のお近くでいつかは開けたらいいなって思って精進いたします。
トークイベント
今回は1ヶ月の間にトークイベントをしました。
人前でこんな自分のことをぺらぺらと話すこともないのでかなり緊張しました。
来れなかった方にここで少し内容を書いて見たいと思います。
実際緊張でうまく話せなかった部分もあるので、文字の方が伝わりやすいかも。
星野翔とfotoshinとの出会い
まずは今回合同写真展という形で1ヶ月ずつの写真展となっていました。
そして今は皆さんご存知の通りfotoshinとは相棒のような感じで普段撮影したり肉食ったりしています。
そんなfotoshinとはどんな出会いだったのか。
元は自分もfotoshin channelの1視聴者でした。
いつも彼の動画に刺激を受け感動をもらっている一人のファンでした。
そして2019年、日本に強い台風が襲った時期。長野県では千曲川が氾濫してその復旧作業に防塵マスクが足りないと彼が呟いていたのです。
僕は埼玉に住んでいたので防塵マスクは多く売っていたので、少しでも協力できないかと彼に連絡をしました。
それがfotoshinとの個人間でのやり取りです。
まだ当時はすごく丁寧な敬語を使っていて見返すと懐かしくも少し恥ずかしい感じになります。
そんなこんなで近々撮影を一緒にしようよということになって、冬の志賀高原を案内してもらった。というのが僕らの始まりでした。
もう今では出演許可も取られず気づいたら勝手にfotoshin channelに出演してたりしてたまには初心を思い出して敬意を払ってもらいたいなと思っています。
まぁほんとに彼との撮影は刺激を受けることばかりで、人間性もしっかりしていて、自分の思いに芯があってブレずに前を見ているなと常々感じています。
同じフィールドでもいざ撮影が始まれば二人同じ場所にいることはほぼなく、勝手に散っていって勝手に集合する。そんなパターンがほとんどです。
あとからお互いのデータを見せ合いっこしても視点が全然違くてすごいなぁすごいなぁとぼやいています。
こんな感じでお互いをリスペクトしてるような関係でこれからも切磋琢磨していきたいなって感じです。
展示作品にタイトルをつけない理由
これは個展期間中も多く質問された内容でもあります。
前回の個展もそうだったのですが、僕は展示する際タイトルはつけません。
タイトルを考えるのがめんどくさい訳ではなく、しっかりと理由があります。
僕は作品を見るにあたって人それぞれいろんな見方があると思っています。
間違いはなく、作者の意図とは違う見方もそれは正解だと思っています。
だからもし作品の下にタイトルがあると、それにしか見えなくなったり、最初の着眼点がそこにいってしまったり、見に来た方の視点を固定してしまう気がして僕は敢えてタイトルはつけていません。
もちろんそれぞれにざっくりとしたタイトルはあります。
現にフォトブックにはそれぞれの作品にタイトルをつけています。
ただそれらはその時の感情によるものがほとんどで、1年後に同じ作品を見て同じタイトルをつけるかどうかはわかりません。
そのくらい作品には多様性があっていいものだと思ってます。
もし僕が世界の超有名写真家になったとしたら、一つ一つに作品にしっかりとしたタイトルをあげるかもしれません。
「星野翔の◯◯って作品いいよね」とかそういう話ができるように。
なんで木が好きなの?
そもそも僕が木を好きな理由。
これは過去の記事にも書いてあったりするかも。
僕は人間観察が好きです。
街に出たりするとぼけーっと色んな人を見ながらこの人はこんな人かとか色々考えたりしてます。街全体を見ると人は一つ塊に見えるけど、一人一人を見ると色んな人がいてそれぞれ性格も違ったりして見てるのが楽しいんですよね。
自然に入ってもこれは変わらず、例えば山とかも遠くから見れば一つの大きな山だけど、もっと距離を変えて見ればそこには一本一本の木から構成されていて、それぞれ形も性格も違ったりします。
もちろん自然というジャンルには海やアルプスの山など色々あるけどこういう個々のことを考えて見ることができるのは自分の中では木しかないのかなって思っています。
見れば見るほど人間味があって愛おしく思ってきちゃう。それが木なんです。
こんな感じの内容をトークイベントで話していました。
なんか映像で残しておこうと思ったけどそんな余裕がありませんでした。
これからの作品の方向性
1ヶ月も自分の作品を目の前にしてると色々と考えることも増えていきます。
このままでいいんか?
ずっとこういう感じを続けていくんか?とか。
これまで森の美しい部分を写し撮ってきました。
作品やインパクトとしてはそれはありだと思っていて、見る人に感動や癒しを与えられるのもわかっています。
だけど森は美だけではないし酷い争いや闇の部分も必ずあるのでそういう部分も見つけられたらなと。
ま、でも撮る被写体は変わらないのでこれからも森に突っ込んでいきます。
作品販売
これらの作品は販売する予定です。
もし欲しい人がいれば告知までお待ちください。
最後に
なんか走り書きで見直しもしてないけどこんな感じで1ヶ月終わりました。
達成感が半端無いです。
さっき話した作品の方向性とかもあるので次の個展までは時間かかるかな。
しばらく自分を見つめ直していこうと思います。
皆さんありがとうございました!!!!!!!!!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?