リーダーシップよりフォロワーシップを
これは僕が高専祭実行委員のマネジメントをして感じたことです。
実行委員のマネジメントをする上で、もちろんリーダーシップは大切ですが、それ以上にフォロワーシップの大切さを感じました。
そのあたりのことについてちょっと書きたいと思います。
それぞれの言葉の定義
リーダーシップ。
これはみなさんご存知かと思いますが、一応記載しておきます。
おそらくみなさんが思っている通りだったと思います。
続いてフォロワーシップです。リーダーシップよりは聞かない言葉なんじゃないかなと思います。
リーダーシップの反対!って感じがすると思います。
なぜそう思った?
「リーダーシップよりもフォロワーシップを」
この記事にさせてもらっている言葉です。そう思った理由をちょっと書いていこうかなと思います。
2つの組織を考えてみる
これは例として話すので適切ではない表現ではないかもしれませんが、お付き合いください。
ここではリーダーシップ・フォロワーシップの上手さをポイント化し、一人あたりのリーダーシップポイントとフォロワーシップポイントの和を10とします。数字が高いほど優れていることを指します。
組織A
Aさん(リーダー8 / フォロワー2)
Bさん(リーダー5 / フォロワー5)
Cさん(リーダー5 / フォロワー5)
Dさん(リーダー5 / フォロワー5)
例として上のような組織があるとします。おそらくこの組織ではAさんがリーダーシップを発揮し、そのほかのメンバーがサポートに回ることでチームとして成果を上げることができるでしょう。
組織B
Aさん(リーダー3 / フォロワー7)
Bさん(リーダー3 / フォロワー7)
Cさん(リーダー3 / フォロワー7)
Dさん(リーダー3 / フォロワー7)
この組織では誰がリーダーシップをとるかはわかりませんが、僕はチームとして成果をあげることができると思っています。
言いたいこと
上にあげたどちらの組織が良い・悪いというつもりはありません。リーダーシップを発揮できるのはその人にとって強みであると思いますし、素敵なスキルだと思っています。
それよりも僕が大切だと感じたのは「誰もをリーダーにできるようなフォロワーシップをメンバー全員が持つこと」です。
組織Bでもチームとして成果をあげることができると言ったのは、メンバー全員がフォロワーシップを持っているからです。誰もがリーダーになれる雰囲気をチームとして作っていける。組織Bはそういったチームだと思っています。
いわゆる心理的安全性、そういったところにつながってくるのかもしれません。
タスクが1つしかなかったり、そのタスクに全メンバーで取り組めるのであれば1人のリーダーがいれば成り立つと思います。しかし、現実は複数のタスクを同時並行でこなすことが多いと思います。その全てのタスクのリーダーを同じ人が務めるというのは少々無理があると思います。そんな時誰もがリーダーになれる、そんなチームであればすごい成果を発揮できるのではないかと思います。
これが今回マネジメントをしながら感じたことです。
この記事は短いですがこれで以上です。ありがとうございました。
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