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「メタ認知」って。「自己認知の重要性」自分自身を俯瞰してみよう。

皆さん、「メタ認知」ってご存知ですか?
仕事における向上力について、
メタ認知能力が高い人ほど、
結果を出していると、
およそ10年ぐらい前から言われています。

ご存知の方も多いかもしれませんが、
メタ認知能力を高める方法を、
今回はシェアさせていただきます。

ーメタ認知とは?
簡単にいうと「認知を認知する」ことで、
“高次(メタ)”なレベル、
つまり客観的な視点で、
知覚・情動・記憶・思考などの認知活動を、
“認知”することをいいます。

なんやねんそれってなりますが、
つまり自分自身を俯瞰で見るということです。
そして、この能力が高い人ほど、
仕事や勉強の能力が高くなるそうです。

例えば、

▼メタ認知能力の高い人の場合

・客観的に自分を見つめ的確な行動を取れる。
・相手への気配りが上手で仕事に置いても
 良好な対人関係を構築できる。
・自分の能力を冷静に見極めることができ、
 どんなミスを起こしやすいか予測ができる。
・タスクマネージメントがしっかりでき、
 高い成果を出す傾向がある。

冷静に自分を含めた
全体の状況を把握することで、
同じ失敗を防ぎ改善へとつなげられます。
こうした思考回路を持っている人は、
人間関係の構築がうまい人や
仕事ができる人が多いです。

▼メタ認知能力の低い人の場合

・自分を客観的にみることが苦手で
 感情に左右されやすい。
・気分を害した途端、
 相手に感情をぶつけてしまう
・自分が正しいと思い込みが激しく、
 協調性がない
・同じミスを繰り返しがち

人間は
自分だけが特殊だと思いがちな生き物
ですが
一歩引いて社会全体を見渡すと
自分の置かれている状況がわかり、
自分自身の未熟さを知ることができます。

置かれている状況を理解できると
自分がどう行動していけばよいのか
自ずとわかってくるはずです。

メタ認知を向上させるためのセルフモニタリング

メタ認知が低い人は、

「自分のことを知りたくない」と
考える傾向があるそうで、
そもそも自分のことを自分で知ろうとせず、
「自分のことを理解してくれない
 周囲の人間が悪い」

という
考えになってしまいがちです。
そうなると自ら成長する機会を失い、
ネガティブ思考から
抜け出すことができなくなってしまいます。

メタ認知能力が高い人は
自己分析能力も高いです。
自分をモニタリングすることで自分の欠点や、
足りないことを客観視し、
受け入れることができます。

参考として、

▼マインドマップ

自分の外部にある知識のインプットや、
自分の内面にある感情や思考の
アウトプットを記録し、
自分の思考ぐせを知ることで改善を測る方法。
詳細は下記よりご覧下さい。

https://cacoo.com/ja/blog/how-to-mind-map-and-utilization-scenes-for-beginners/

▼「自分と会話する」

もう一人の自分を乖離させた状態で、
自分に話しかけるという状態です。
この「メタ認知」回数が多いほど、
自分に自信が持てるそうです。

アメリカの研究でも結果が出ているそうで、
タモリやイチローも実践しているそうです。
独りごとが多い方とかは、
自然とやってるみたいですね。

自分が悩んでいたり、
イライラしがちな時は自分を俯瞰で見つめ、
内観し、適切な感情の
コントロールをすることで
ただ落ち込んだり、
悩むだけの無駄な時間を短縮し、
仕事もプライベートもさらに前向きに、
楽しんでいけるようになれたらいいですね。

【まとめ】

要するに”自分を好きになりましょう
人に理解されたかったら、
自分自身を理解してあげることが
重要なことです。

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