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強者になれば批判されないという矛盾

ちちぶくろ、という言葉をご存知でしょうか?ちちぶくろとは↓

ちち‐ぶくろ【乳袋】 の解説
漫画やアニメーションなどで、女性の胸部を強調するように不自然に貼り付いている衣服。

 この乳袋という表現はフェミニストに叩かれがちです。つい先日もツイッターアイコンが漫画調でちちぶくろ有だったため、叩かれているアカウントがありました。こんなところまで徹底して叩くのかと、フェミニストの方たちのあまりの熱心さに驚きました。

 しかし、国民的漫画「ワンピース」の女性キャラクター達は過度に女性的な部分を強調されています。ちちぶくろもそうですし、異様に腰がくびれています。でも、私はワンピースがフェミニストに叩かれているところを見たことがありません。
 女性を過剰に性的に描写する表現は規制するべきと主張するならツイッターアイコンよりワンピースを叩くべきでは?

 ほかにも、残虐なシーンや殺人のシーンなどを規制するべきと主張する人たちがいますが、なぜか「殺人鬼が殺人を隠ぺいするのを暴く漫画」である名探偵コナンは叩かれません。
 暴力描写を規制したいなら、深夜アニメより名探偵コナンを叩くべきでは?

 しかし、表現規制派やフェミニストがそれらを攻撃したとして、ワンピースや名探偵コナンがこの世から消えることは想像もできません。なぜなら巨額のお金が発生し、莫大な雇用を生んでいるからです。

 強いコンテンツほど影響力が強いはずで、倒すべきなのに、勝てないから一切手を出さない。そう考えると、表現規制したい人たちはコンテンツを破壊することに喜びを得ているのでは?とさえ思ってしまいます(あくまで行動だけを見ていると、ということです)

 表現規制だけの問題ではありませんが、強者になれば批判されないというのはおおいなる矛盾ですね。

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