見出し画像

【自転車屋】聞いてない、そんなことどこにも書いてない【対応が難しいお客さん②】

 私は常々、人間の行動原理は「自身の利益を最大化させること」だと思っています。ですので、お客さんに損をさせてしまうような提案をこちらがしてしまった場合、こう言われてしまいます。

「聞いてない、そんなことどこにも書いてない」

 たとえば、自転車のサドルの高さを少し上げてほしいという依頼があったとします。お客さんはその作業にお金がかからないと思っています。そこに作業後、工賃を請求するとお客さんにとって想定外の損が降りかかってきます。そこで上の言葉が出てきます。

 想定外の損失(金銭だけでなく、時間なども)を被ると大体の人間はその損失を取り戻そうとします。

 ですので、お客さんに損をさせてしまうような提案をする際は必ず書面や口頭でその旨を伝えた方がいいです。言わなくても分かるだろうと思って油断しているときにこそ遭遇してしまうので注意していきたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?