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よしなごと

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思いついたことなどです。つぶやき以上、ブログ記事未満
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#ほぼ毎日note

買いたい人だけ買えばいいはゴミを売る免罪符にはならない

 SNSに跋扈する情報商材屋。月一万円稼ぐ方法と言っては、価値のない情報を1万円くらいで売っている光景をツイッターなどでよく見かけます。  以前、ツイッターフォロワーの増やし方というnoteを今だけ期間無料で提供しますと言っているインフルエンサーワナビーがいたので、見てみましたが、本物のうんこというか無料に相応しい内容でした。  1週間後からは2000円にするよという予告も添えられていました。 「ほしい人だけが買えばいい」「買った人が納得しているんだから」  プロが書

悪い人もいるけど、数でいうとまともな人が圧倒的多数

 昔の自分のツイートより。お店は儲けたい、だから、だましてでも売りつけたい。そういった世界観をお持ちのお客さんがたまにいます。  たしかに、だまして儲けようという輩はいます。それは間違いないありません。しかし、それは圧倒的に少数であり、時間がたてば淘汰されていく人たちです。けして長続きはしません。  逆に、疑うあまり必要なものを購入しなかったり、自転車の例で言うと必要な修理をしなかった場合、その人自身が不利益を被ることもあります。  人はみな利益のために他人をだまそうとして

無駄・無意味・不必要に思えるものも、必要だから存在する

上の話題に対して適切かどうかはわかりませんが、「会社の飲み会なんて無意味」「朝礼なんて無意味」みたいな話はよく聞きます。  私もむかしはそう思っていました。ですが、今はそう思っていません。なぜかというと存在するということは必要としている人が一定数いるということに気が付いたからです。  あきらかにダサい服がなぜ売られているのか?売れるからです。なぜ選挙カーは候補者の名前を大音量で連呼するのか?効果があるからです。  あることに対して、「無意味or不必要」と思うことは生きていると

論破は無意味:何を言うかではなく、誰が言うか

 私の嫌いな言葉の一つに「論破」という言葉があります。意味は「議論によって他人の説を破ること。相手の理屈を立ちゆかなくさせること」だそうです。  正論で相手を反論できなくさせることで気持ちよくなっている人たちがネット社会にはたくさんいます。そして、論破された側が怒りや恨みを募らせている光景もよく見ます。  中国の故事にいい話があります(調べても出てこないので、うろ覚えの要約です)  ある農民が国を豊かにする方法を思いつきました。この方法をぜひ皇帝に実践してほしい。そこで彼は

ものは言いようだけど、限度があるだろうって話

最近Kindle Unlimitedで読んだ本の話です。 ゆるく起業しよう的な話の本だったですが、読み進めるうちに著者の事業内容について語る部分がありました。基本の収入は配達業の委託ドライバー(週3日勤務14万円程度の収入)であり、他の事業に関しても物販(アリエク転売みたいな?)マイカーの貸し出しなどなど、それはただの副業だろうという感じでした。  委託ドライバーをやりながら、何個か副業に手を出しているというだけでした。それがなぜか起業の専門家という体でコンサルまでやっている

場として消費されているだけ、という可能性を考える

 3年ほど前の話にはなりますが、とあるインフルエンサーがクラファンを行い支援者が全く集まらなかったという出来事がありました。  70万人近いSNSフォロワーを抱えながら支援者8名という結果に。当時リアルタイムでこの出来事を見て衝撃を受けた覚えがあります。    なぜこういうことが起きたのかといろいろ考察されていますが、私は下記のように考えました。  インフルエンサーアンチ界隈やミソジニー界隈、ネトウヨ界隈。いろんな集まりがあり、それぞれの界隈に共通言語があり、不文律が存在