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ものは言いようだけど、限度があるだろうって話

最近Kindle Unlimitedで読んだ本の話です。
ゆるく起業しよう的な話の本だったですが、読み進めるうちに著者の事業内容について語る部分がありました。基本の収入は配達業の委託ドライバー(週3日勤務14万円程度の収入)であり、他の事業に関しても物販(アリエク転売みたいな?)マイカーの貸し出しなどなど、それはただの副業だろうという感じでした。
 委託ドライバーをやりながら、何個か副業に手を出しているというだけでした。それがなぜか起業の専門家という体でコンサルまでやっているという…。正直なのはいいのですが、ただの限界自営業者であって、起業家ではないだろうと思いました。
 「いいように言う」スキルというのは、社会ではある程度必要なものなのですが、オブラードに包んでもゴミはゴミなので限度があるだろうという感想です。

 Kindle Unlimitedは月額払えば対象の本が月何冊でも読めるというシステムなのでよかったのですが、こんな本をフルプライスで買ってたらお金を無駄にしたと怒っていたでしょう。ただ一点、起業を語りながら「けっきょくあなたは何屋さんなの?」的な人間も多い中、正直に自分の現状を語るのは好感が持てました。

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