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よしなごと

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思いついたことなどです。つぶやき以上、ブログ記事未満
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2022年3月の記事一覧

悪い人もいるけど、数でいうとまともな人が圧倒的多数

 昔の自分のツイートより。お店は儲けたい、だから、だましてでも売りつけたい。そういった世界観をお持ちのお客さんがたまにいます。  たしかに、だまして儲けようという輩はいます。それは間違いないありません。しかし、それは圧倒的に少数であり、時間がたてば淘汰されていく人たちです。けして長続きはしません。  逆に、疑うあまり必要なものを購入しなかったり、自転車の例で言うと必要な修理をしなかった場合、その人自身が不利益を被ることもあります。  人はみな利益のために他人をだまそうとして

無駄・無意味・不必要に思えるものも、必要だから存在する

上の話題に対して適切かどうかはわかりませんが、「会社の飲み会なんて無意味」「朝礼なんて無意味」みたいな話はよく聞きます。  私もむかしはそう思っていました。ですが、今はそう思っていません。なぜかというと存在するということは必要としている人が一定数いるということに気が付いたからです。  あきらかにダサい服がなぜ売られているのか?売れるからです。なぜ選挙カーは候補者の名前を大音量で連呼するのか?効果があるからです。  あることに対して、「無意味or不必要」と思うことは生きていると

論破は無意味:何を言うかではなく、誰が言うか

 私の嫌いな言葉の一つに「論破」という言葉があります。意味は「議論によって他人の説を破ること。相手の理屈を立ちゆかなくさせること」だそうです。  正論で相手を反論できなくさせることで気持ちよくなっている人たちがネット社会にはたくさんいます。そして、論破された側が怒りや恨みを募らせている光景もよく見ます。  中国の故事にいい話があります(調べても出てこないので、うろ覚えの要約です)  ある農民が国を豊かにする方法を思いつきました。この方法をぜひ皇帝に実践してほしい。そこで彼は

ものは言いようだけど、限度があるだろうって話

最近Kindle Unlimitedで読んだ本の話です。 ゆるく起業しよう的な話の本だったですが、読み進めるうちに著者の事業内容について語る部分がありました。基本の収入は配達業の委託ドライバー(週3日勤務14万円程度の収入)であり、他の事業に関しても物販(アリエク転売みたいな?)マイカーの貸し出しなどなど、それはただの副業だろうという感じでした。  委託ドライバーをやりながら、何個か副業に手を出しているというだけでした。それがなぜか起業の専門家という体でコンサルまでやっている

場として消費されているだけ、という可能性を考える

 3年ほど前の話にはなりますが、とあるインフルエンサーがクラファンを行い支援者が全く集まらなかったという出来事がありました。  70万人近いSNSフォロワーを抱えながら支援者8名という結果に。当時リアルタイムでこの出来事を見て衝撃を受けた覚えがあります。    なぜこういうことが起きたのかといろいろ考察されていますが、私は下記のように考えました。  インフルエンサーアンチ界隈やミソジニー界隈、ネトウヨ界隈。いろんな集まりがあり、それぞれの界隈に共通言語があり、不文律が存在

お金が無いことの一番の問題点は選択肢が減ること

 今が金持ちというわけではないのですが、以前の会社に勤めていた時と開業当初の頃は全然お金がありませんでした。というより、新卒で入社してから、お金を持っていた時期が一切出ないので、基本やや貧乏な状態でこれまで生きてきました。  今は小金もちまで、あと3歩ぐらいのとこまでやっとこれたのですが、そうなった今、これまで思い返すと考えることがあります  それは、お金がないと選択肢が狭まるということです。お金がないから食材を買うのはいつも業務スーパー、とか、性能のいい工具の導入を渋ってし