「シベリア」で「ナポリタン」

これはコロナ禍前の出来事。

ある時、社外で仕事があり、
同僚から昼食に誘われた。

銀座でナポリタンが有名な「シベリア」というお店に行きたいとのこと。

パスタが有名なのに、シベリア？

小さな疑問を感じたが、
気にせずお店に向かった。

店内は人気店らしく、
私たちが席について5分もしないうちに満席になった。

私たちは迷わず人気のナポリタンを注文。

注文後、周りのお客さんの注文が耳に入るが、
ナポリタンを頼んでいる人はいない。

ここ、ナポリタンが有名なんだよね？と、
思わず確認してしまうほど。

少し経って、納得した。
私たちの前に注文したであろう人のランチプレートに、
付け合わせでナポリタンが乗っていた。しかも、それなりの量の。

後悔した頃にはすでに遅く、
私たちの眼前に皿いっぱいのナポリタンが提供されていた。

あぁ・・・多い、多いよ・・・白目

味はスタンダードで美味しい。が、量多め。

「ワイらはシベリア素人や、勉強不足やで」
と心の中で呟きながら、最後はパスタをお腹に流し込み。会計を済ませた。

ふう。午後からしんどいな。
そう思い階段を上がっていると、入店時に気づかなかった看板がふと目に入った。

「Sicilia」

シベリアちゃうーーーー！！！

シチリアやーーー！！！（店名はシシリア）

ですよねー、パスタはイタリアですよねーーー！！

・・・
・・・・
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白目

美味しいお店だったので、
みなさまもぜひ。

まあ、
ナポリタンは日本発祥なんですけどね。

おわり