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【ベルギーの留学ビザでサッカーをする②】

前回は、ベルギーの長期滞在ビザについてめちゃくちゃざっくりと説明しました!
(まだの方はぜひこちらをチェックしてください!)
今回は、自分のベルギーへの入り方についてまたざっくりと説明します!

大まかな時系列はこんな感じ。

〈2021年〉
7月上旬  観光ビザでベルギー入国
8月中旬  チームに入れる許可が降りる+長期ビザの検討
8月下旬  学生ビザ取得へ+大学へのアプライ
9月上旬  大学入学許可+イビザ取得のために一時期帰国
9月下旬  2週間の隔離を終え、ビザ取得へ動き出す
10月下旬 ビザが降りる
11月上旬 ベルギーへ再出発 


まずはじめに、僕は2021年7月にタイプCの観光ビザでベルギーに入国した。
このタイプCのビザであれば、日本国のパスポートがあれば、無条件で90日間入国できる。また、細かく言えば、180日以内にトータル90日を消費できるので、6月に30日、9月10月で60日というような使い方もできる。
ただ、一度90日を消費すると、1ヶ月は観光ビザを利用することができないので、ご注意を。

自分の場合、
チームへのトライアウトを行う必要があった。
最終的にベルギー以外の国でプレーする可能性もあった。
ベルギーでプレーする場合でも「就労」か「学生」か定まっていなかった点もあり、まず観光ビザで入国することにした。

8月中旬にチームに残れることが決まり、ビザについてチームの人としっかりと話し合った。

色々な人に相談し、考えた結果、
サッカーの割合も今後増えていくことを考えたら、学生の方が良いと判断し、学生ビザを取ることにした。その決断をしたのが、8月下旬で新学期が始まるのが9月末。
自分の場合は、「学びたい」という気持ちと「受かりやすさ」を考慮し、サッカーやスポーツ系の学部ではなく、大学時代に学んでいた(言語)人類学の修士課程(2年間のプログラム)にアプライすることに決めた。
残り1ヶ月しかない中で、必要書類、(フランダース圏内の大学・英語圏の大学を卒業していない人は)受験必須のTOEFL iBTのテストなどを受け、怒涛の10日間を経て無事入学の許可が降りた。

普通9月の入学を目指す人は3、4月くらいにはある程度大学へのアプライの締め切りを終えているが、無計画だったため、本当に周りの人に助けられて、無事ビザを取得する権利を得ることができた。
また、大学側がコロナ禍というのもあり、柔軟に対応してくれたということもある。

入学が決まりビザ取得のために即一時帰国し、2週間の隔離(その間は一切ビザ取得のための行動は取っていない)も含めると約6週間でビザが降り、11月中旬からチームに再合流、大学院にも合流した。

今は、8月に再試験があるものの1年目を終え、9月末からまた2年目の勉強を開始する。

ビザに関しては、特にサッカーやスポーツなどをやろうと思っている人は、ある程度理解しておく必要があるとは思うが、なんとかなったのも事実ではあるかなと思う。
これが賢い、適当な選択かはわからないが、自分にとっては良い選択となったことは間違いないと思う。

ベルギーの学生ビザがあれば、EUのパスポートを有していない人でも、ベルギーのリーグでプレーすることができる。
実際ここに来るまでは大変だったし、今も大変なことは間違いないが、より多くのことを経験し、色々学ことが出来た。
これからの日本人のサッカー選手のためにも、このようなサッカーの環境を改善できたら良いなと思う。

それぞれ歩んでいる人生があり、それぞれフェーズによって、自分自身とサッカーの関係性や向き合い方が変わってくる。限られた条件の中で、自分に合ったより良い「サッカー選択肢」を取ることが大事かなと思う!


以上で2つの記事を通して、自分のビザなどについての現状を話しました!
これをきっかけに色々な形でヨーロッパでサッカーないしはスポーツを楽しむ人が増えて行けば良いかなと思います!
質問等あれば是非コメント欄までお願いします!


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