技能実習生の保険証。メモ

短期滞在の実習生には保険証が発行されない→国民健康保険が適用されず、医療にかかれない。

保険証が発行されるには、中長期滞在のビザ/在留許可が必要。

短期滞在→保険証✖
中長期滞在→保険証〇

入管庁が言うには、保険証の発行を管理しているのは、厚生労働省。一方で、厚生労働省の言い文としては、保険証の発効に必要ような「住民票の登録」には短期滞在ビザでは不十分。実習生にどんなビザを発行するかは、入管庁の裁量による。なんとも、


保険証が発行されないと、、、??


国民健康保険が適用されず、医療にかかれない。

大病にかかって、300~400万の請求が発生しているケースが少なくない。そんな大金、日本人でさえ無理なのに、出国前に既に借金ある自習性にはひとたまりもない負担。そもそも、そんな高額になることが分かっているので、医療機関の受診を控えて、我慢する実態がある。

さらい深刻なのが、女性の実習生の妊娠、子育て。女性の妊娠が分かった途端、連絡が途絶える男性というのを、今日の報道以外にも見た。というか実習生に限った話じゃない。残された実習生に出産と子育てをする時間もお金がないため、中絶にいきつく。そこでも粗悪な中絶薬、70~80%の割合で体に悪影響が出る、最悪、不妊になってしまう可能性もある薬もあるとか。報道で見た女性は、安全のためにやや高額な3~4万円の中絶薬を服用したそう。。。報道の最後には、安心して出産して養育できるように、特定活動のビザ(保険証が発行されるタイプ)の取得に向けて、日本人のサポーターの方が一緒になって準備しているシーンを見た。

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技能実習生問題はゼミで扱って、ある程度大枠を理解していた気でいたけども、今回見た①保険証と医療、②入管庁(在留許可)と厚労省(保険証)の嚙み合ってないお互いの発行権限。言い分。※インタビュー回答した職員さんが決めたわけじゃないから、あの職員さんいどーこー言うのは意味ないと分かってるけど。「〇なので✖です。△については○○が担当するところです(わたしたちが判断するものではありません」といった雰囲気はちょっとどうなの?と思う。。うん、思うだけ。。



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