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【旅日記】ベトナム・ホーチミン Day1

2023/11/22(水)

5:15の中央線で東京駅へ向かう。ウトウトしていたら着いていた。八重洲口のバスターミナルに行くと、毎回旅のスイッチが入る。

綺麗な朝焼けを見ると早起きしてよかったと思う

成田空港に着いたのは7時すぎ。チェックインカウンターで少し並んだが、スムーズに搭乗できた。

飛行機はとにかく暇だった。眠れず、ダウンロードしておいた映画を2本観た。「グリーンブック」は心温まる一本だった。「ゴーン・ガール」は「結婚ってこんなにしんどいもんなの?」と、観終わった後なんだか気持ちが沈んだ。

到着し、滑走路でスタンバイしているバスに乗るために外に出ると、モワッとした空気が体を包んだ。ふいに南米の空気を思い出した。

入国審査には長蛇の列ができていた。Slackを確認し終わってもまだまだ待ちそうで、結局1時間以上は並んだ。

ゲートを出てからesimの設定をしたが、インターネットに接続できない。一旦ホステルに行ってゆっくりやろうと思い、空港のwifiに繋いでGrabを呼んだ。

ドライバーが到着したと通知が来たので探したものの見つからない。歩き回っていると空港のwifiが切れてしまい、再接続を試みるも繋がらない。到着してから一定の時間が過ぎてしまったので、ライドがキャンセルされペナルティ料金を払うことになってしまった。湿ったいジメジメした空気で汗をかいていたのも重なって、かなりイライラしていた。

その後再度予約をし、無事に乗車できた。後部座席に乗り込むと荷物を下ろしてやっと一息。窓の外に目をやると、道にはゴミが散らかっていてかなり汚い。バイクがたくさん走っている光景を見て「東南アジアに来たんだな」と思った。

esimが繋がらない問題を解決するために設定をいじっていると、データローミングがオフになっていたことが原因だと分かった。冷静になればすぐ分かるようなことも分からないので、イライラしていると何もいいことがないなと反省した。

ホステルに着くとチェックインを済ませ、ドミトリーで横になった。まだダラダラしていたいという気持ちもあったが、空腹がそれを越えてきたので何か食べようと外に出ることにした。

ドミトリーに泊まらないと旅してる感じがしない

「ベトナム行くならバインミー食べとけ」といろんな人に言われていたので、近くのバインミー屋へ。ベトナム語が全くわからないので身振り手振りでなんとか注文したが、言語がわからないというのはこんなにも不安なのかと感じたし、南米を旅した時にスペイン語が話せることがとても大きなアドだったことに気がついた。

今日食べたのは朝6時に東京駅のNewDaysで買ったおにぎり2個だけで、とにかく腹が減っていたので、部活終わりの高校生のようにバインミーにがっついた。前評判通りめちゃくちゃおいしくてあっという間に完食。途中で青唐辛子を食べて口内が燃えた。近くのサークルKで水を買ってから両替所に向かった。

道にはゴミが散乱していて、強烈な異臭を放っている。バイクの排気ガスも相まって空気は汚く、高い気温と湿度によって嫌な感じの汗をかいている。それらが合わさって「やばい、これ体調悪いやつだ…」と感じた。

両替所には日本人がいたが、律儀に並んでいる横からスッと入ってきた人に抜かされていた。南米でもそうだったが、スーパーのレジやチケット売り場など、列を無視して平気な顔して横入りしてくる人は結構いる。しかも、それが咎められることもなく、むしろ自分が横入りくらいの図々しさがないとやっていけない世界もあるのだと学んだ。

帰りは違う道からホステルに戻ったが、バーやレストランがたくさんあって夜に盛り上がる通りのようだ。少し休んで、夜はホステルのルーフトップバーで他の旅人と交流しようと思ったが、疲れていて体調もすぐれず、ソーシャブルモードの自分ではなかったので、結局YouTube観たりしながらだらだら過ごし、そのまま寝落ちした。



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