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【アメリカ大陸縦断記 Day139🇧🇷】リオに到着 言語が話せると世界が広がる

2/16(木)

6時すぎにクラクションの音で目を覚ます。カーテンを開けると、落書きだらけの壁とゴミだらけの道が目に入る。現在地を確認するとリオデジャネイロの郊外で、いたるところに警察がいることから治安の悪さが伺える。

バスターミナルに着いたのは朝8時。Uberを待つエリアには自分と同じく多くの旅人がいたが、治安が悪そうなのでスリに合わないように警戒していた。

ホステルに着いて荷物を置いた後キッチンに行くと、1人の男性が話しかけてきた。コロンビアとペルーのハーフで、両方とも行ったよと話すとスペイン語で会話が弾みすぐに仲良くなった。彼の名前はニックで、今日からホステルのボランティアをすると言っていた。ブラジル人のスタッフとは流暢なポルトガル語で話していてのでどうやって勉強したか聞くと、「ブラジルに数ヶ月いたら話せるようになったよ」と言っていたが、やはり言語が近いと習得しやすいのだと思った。

14時までチェックインができないのでとりあえず待っていると「今からダウンタウンに行くよ」とホステルのスタッフが声をかけていたのでせっかくだし行くことにした。治安が悪いと聞いていたCentroエリアのUruguaiana駅で降りると、露店がたくさんあってカーニバルの衣装やアクセサリーが売っていた。自分は特に何も買わず、ストリートフードを食べてからホステルに戻った。

チェックインした後は少し休んで17時にベルタとブルーナに会うためにIpanemaビーチへ。たくさんの人がビーチでリラックスしていて、サックスが演奏されるなどとても良い雰囲気だった。

彼女たちとはチリのサンペドロでクリスマスを、バルパライソで正月を一緒に過ごしていて実に1ヶ月半ぶりの再会だった。旅の話や旅の後は何をするのかなどいろいろ話していたが、ネイティブに囲まれてもしっかりと聞き取れて、その上ウケをとれるぐらいスペイン語が上達していて自信になった。

ホステルに戻るとドミトリーに何人かいたので自己紹介をした。ポルトガル語しか話せないブラジル人の女の子がいたので申し訳程度のポルトガル語の知識で通訳したが、意外となんとかなって「ポルトガル語話せんのすごいね」と言ってくれて嬉しかった。

オーストラリア人のディアナに「日焼けしてるから南米の人に見える」と言われ、実際そのおかげもあってかこれまで犯罪に巻き込まれていないので見た目で得しているなと思っている。

シャワーを浴びてから下の階に行くとめちゃくちゃかわいい女の子がいたので話しかけた。ポルトガル語で声をかけたので彼女は自分のことをブラジル人だと思ったらしく、英語に切り替えるまでしばらくポルトガル語で話していた。彼女の名前はマリアナで、その後も話が弾んでバースペースで一緒に飲んでいた。同じテーブルにいたイギリス人夫婦は日本が大好きでコロナの前に行った時の写真を嬉しそうに見せてくれた。

12時からボートパーティーがありホステルのみんなで行く流れになっていたが、今日は疲れているし明日は早くから出かけるので部屋に戻った。

ここ最近はパラグアイ・ブラジルと日本人と一緒に過ごしていたが、久しぶりに海外の人と関係を切り開いて交流するとても刺激的な1日だった。

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