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【アメリカ大陸縦断記 Day123🇵🇾】地球の裏側で野球をする

1/31(火)

朝、昼は基本的にのんびりしていた。

17時に地元の野球チームの練習に参加するため近くの球場へ。野球場の隣で縄跳びをしている女の子が2人いた。ジブリに出てくるような素朴な雰囲気の子でノスタルジックな気分になった。

少しすると人が集まり出して練習開始。高校生のタクヤとレオに色々話を聞かせてもらうと、パラグアイの大会で3連覇している競合チームだと分かった。

地球の裏側で野球をしている人がいるのは感慨深かった。同時に、ここに住む日系人はパラグアイの中では経済的に豊かだから道具等お金のかかる野球をプレーできていて、将来お金を稼いだら貧しい国でも野球がプレイできるよう資金面で支援できたらいいなと考えた。

立派な球場

彼らは自分達とは日本語で話すが、チームメイト同士で話すときにはスペイン語で話していて不思議な光景だった。パラグアイ人のアレックスはアニメが好きで、ふくらはぎに入れたワンピースとナルトのタトゥーを見せてくれた時には盛り上がった。

雨でグラウンドがぬかるんでいたのでキャッチボールとティーバッティングしかできなかったが、久々に体を動かして楽しかった。

練習スタイルは日本と全く同じだった

自分はもともと今朝チェックアウトする予定だったが、この野球のためにバスチケットの日付を明日に変更していた。しかし、今日の練習も雨で満足にできずしっかりと野球をやりたいこと、それに加えて明後日にわたるさん・ゆうさんの結婚記念日でアサドパーティーをすると聞き、ここでの滞在をさらに延長することにした。

マキさんにチケットの日付はどうやって変更できるか聞くと、12時間前までにバスターミナルのチケット売場に行く必要があるとのことで、急遽マキさんと旦那さんのジミーとフォスのバスターミナルへ向かった。

車の移動中マキさんは家族と電話で忙しかったが、こっちの人は日本に比べて電話やボイスメッセージでの会話が多いと感じる。

バスターミナルに着くと2人が流暢なポルトガル語で色々説明してくれて、日付を選べる形のチケットと交換するができた。ポルトガル語を話せるとブラジルでの滞在が格段に楽になるので勉強しないと。

Foz do Iguaçuのバスターミナル

帰りはジェラート屋に寄ってアイスを食べたが、30年以上続いている人気店だけあってとてもおいしかった。帰りの車ではジミーが料理や家事をしてくれると言っていて、自分もそんな夫・父になりたいと思った。「頼んだら何でも作ってくれるんだ」と嬉しそうに話すマキさんを見ていると、おいしい料理を作れることは自分も他の人も喜ばせることができて素晴らしいなと思い料理を練習しようと決意した。

種類がたくさん

国境が渋滞していて帰ってきたのは11時半ごろ。他の4人は寝ていて、自分も疲れていたので秒で寝た。

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