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【アメリカ大陸縦断記 Day135🇧🇷】ピロシキ/野球/ものづくり/生きた目の大人

2/12(日)

6時半に起きて朝ごはん。昨日の昼、夜に続き3食連続でフェイジョアーダを食べたが、朝にしては少し重かった。

今日は仕事が無いので部屋に戻って再び寝た。悪い夢を見て金縛りに遭い、嫌な汗をかいて目を覚ました。時刻は11時半で、お昼ごはんは11時からなのでほとんど残っていなかった。

野球の練習の前に食堂へ行くとおやつでピロシキを作っていて、カレーパンみたいでとてもおいしかった。

手作りのピロシキ
揚げたてでとてもおいしかった

14時から野球の練習。球場はとても広く、空はとても大きく見えた。大会の翌週だったからか連絡もせずに休む人が多く、この緩さがブラジルらしいなと思った。

キャッチボールをするが肩が痛くて強く投げられず、年上の人がバンバン投げているのを見ると悲しくなった。途中で雨が降ってフリーバッティングはできなかったが、久々に外野ノックを受けてたくさん走り回ったりと程よくハードな練習だった。

帰って食堂でピロシキを食べながらレイミと話していた。彼は2010年に日本に出稼ぎに行って、表参道のバルバッコアで働いていた。同僚のブラジル人は武蔵小金井に住んでいたらしく、身近なところにもブラジル人がいるもんだなと思った。

18時からイサムさんがポンカンを受け取るのを手伝うためにトラックに同乗した。イサムさんは日本の伝統工芸が好きで、理由としては職人の目がイキイキしているからと言っていた。「自分の手でつくる」素晴らしさを説いていて、自分も愛着が湧くもの・サービスを作り出して世の中に届けたいなと思った。前の仕事では目が死んでいた会社員だった自覚があるので、次はどんな形であれ目がイキイキした状態でありたい、というか何としてでもそうなる。

国道の道脇で受け渡しを終えて、帰り道ではイサムさんが映画に出たことがあるという話をしていた。農業をやっているかと思えば、映画に出たり、アメリカに住んだり、野球やオーケストラをやったりと本当に面白い人生だと幸せそうな顔で語るイサムさんを見ていて、自分も色々なことに挑戦してイサムさんのように胸を張って自分の人生は面白いと言えるようになりたいと感じた。そのためには時間・やることに縛られる会社員は難しいから、やっぱり自由な働き方をしようと決意する1つのきっかけになった。

夜は何人かがテレビでサッカーやスーパーボールを見ている横で、中田敦彦のYoutube大学を見ていて、23時ごろに部屋に戻って眠りについた。

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