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【アメリカ大陸縦断記 Day117🇵🇾】地球の裏側にある実家 民宿小林
1/25(水)
朝起きるのが遅く、9時半のバスに間に合わせるために無料の朝食を逃してしまった。
バスターミナルに着くと「パラグアイ行きのバスもう出発するよ!」とスタッフが言っているのに、スタッフに「このバス乗りたいからちょっと待って!」と言うと、彼がスタッフの特権を使って窓口のスタッフからさっと買ってくれてバスに乗ることができた。残り800ペソ残っていたので、朝ごはん用に水とエンパナーダを2つ買ったが、1000ペソでお金が足りなかったのでエンパナーダを諦めた。
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アルゼンチンの出国審査を終えてブラジルに入るまではスムーズだったが、ブラジル・パラグアイの国境に近づくと渋滞していた。同じバスにいたアメリカ人2人とパラグアイの入国審査のためにバスを降りる。ボリビア・チリの国境で数時間待つ経験もしたので不安だったが、人が全くいなくてすぐに終わった。
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もともと乗っていたバスは行ってしまったので、入国審査場の前でCiudad del Esteのターミナル行の次のバスを待っていたが、あまり待たせられることなくこれまた安心した。
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バスターミナルに着いてATMでパラグアイグアラニーを下ろした後、ボロボロのローカルバスに乗って今日から泊まる日本人宿・民宿小林へ向かう。ネットでは1万グアラニーと聞いていたが、実際は値上がりして2万グアラニーだった。
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窓の外に目をやると赤い土、緑の草、青い空と南米の大地が果てしなく広がっている。ブエノスアイレスで会ったうえけんといくさん、はじめましての佐々木さんが途中で同じバスに乗ってきたので一緒に小林へ行った。
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何もない国道で下ろしてくれる
小林ではオーナーの幸恵さんが温かく迎えてくれた。ドミトリーを予約していたが、部屋が空いているとのことで快適な個室を用意してくれた。さらにはご飯、あら汁、麦茶とウェルカムミールを用意してくれていて、久々に日本の家庭料理を味わっておいしかった。
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洗濯した後は近くの川に釣りをしに行った。餌を落としてバケツで掬うやり方だったで小さい魚を8匹釣った。
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夕方はうえけん、佐々木さんと旅で感じたことや日本に思っていることを熱く語り合っていた。「自分の人生を生きずに他人を批判するのに忙しい人が多くて残念だよね」「でもどうしたら自分の人生を生きられる人が増えるんだろう」「教育はやっぱり大きいよね」とか色々話していた。
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夜ごはんは幸恵さんが唐揚げや焼きそばを作ってくれて本当においしかった。最近はパスタばっかり食べていたし、他の旅人と語りながら食べるごはんはより一層おいしかった。
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星を見にテラスに行くと、日本の大企業を早期退職して4年前にパラグアイに移住してきたは男性と日本人男性・パラグアイ人女性の夫婦がいた。男性にどうしてパラグアイに来たかを聞くと「ちょっとこれは言っていいか分からないんだけど」と前置きしつつ「もうこの国に期待するのは諦めた」と切り出し強い口調で日本を批判していて、だいぶ過激な人だな…とちょっと引いてしまった。
パラグアイ人女性と結婚した男性は30歳で、11年前に家族でパラグアイに移住したと言っていた。理由は詳しく聞いていないが、色々な生き方があるのだと感じた。
22時すぎに部屋に戻ってゴロゴロしているといつのまにか寝落ちしていた。
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