画像1

読経

中峯翔
00:00 | 00:00
✳︎読経

どうやら答えを探してるようで
問題ばかりを作ってきた
もうどうこう言うよりも
もうどう行動するかが問われてる時代だ

この世は不条理満ち足りた徳利を
いきなりひっくり返されるようだ
時は平成から令和
厭世的な気分の延長線上時間は横這い
そこに腹ばいになって命の形
垂直に自分を突き立てている
資本主義経済の基本に思い至る
一刻を争う事態一国を争う姿態

時流れ雲流れ人も流れその中で
世の中に流されないように立つ
時の波間に離した手と手にそれぞれに新しい光
想いよ届け遠くアンドロメダまで
難波から梅田までこの小さい世界で言いたい世代で
愛なの恋なのああ言いもするしこう言いもする

笑える笑えない可笑しさばっか
道行けば道端で見つけた若葉
ライトマイファイア照らせこのディストピア
時代はリピート要冷蔵の生もの
溢れ出す染み出す湧き出す
滲み出す虹みたく七色の言葉を嘔吐
マテリアリズムキャピタリズム自分の胸のリアリズム
日出る日が沈む信じ続ける

たった一人のドン・キホーテ
いやマジで本気だって
イメージの舟次のステージの上
未開の地を目指せ一回の命
光を探した女の子はshineをそのまま読み間違えて
夜空の奥に飛び降りた
ダウンツヘブンタップダンスで

自由な生活を謳歌
一般常識社会生活と等価交換しながら
幸か不幸かやってこれたのは誰のおかげか
煩悩が108つだとかありがたいお釈迦さんの話も
今じゃ108円で買える末法の世だ
衆生救済史上最大の難題

どうやら答えを探してるようで
問題ばかりを作ってきた
もうどうこう言うよりも
もうどう行動するかが問われてる時代だ

歌詞・曲/中峯翔

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?