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利他の心

古代インドのサンスクリット語で、ある聖人の言葉が残されています。

「偉大な人物の行動の成功は、その行動の手段によるよりも、その人の心の純粋さによる」というものです。

心の純粋さを言い換えると、物事を行うときの動機が純粋であって、私心がないことと言えるでしょう。つまり、判断基準が、損得ではなく善悪であるとも言えるではないでしょうか。

京セラの創業者でJALを再生した稲盛和夫氏は、「多くの経営者は、どうしても自分の都合のいいように判断をしてしまいがちです。利害関係のないときには正論を吐き、立派なことを言っている人が、いざ自分の損得が絡むと態度が一変してしまう。そんな人はリーダーとしての資質を欠いています」、と善悪で判断することの大切さを説いています。

善悪という判断基準をどうやって考えれば良いのか難しいところですが、稲盛氏が仰られているのは利他の心なのだと思うのです。

「利他心」とは
他人の利益を重んじ、他人が利益を得られるようにと振舞おうとする心。

ただ、僕のような個人事業主が100%ボランティアで事業(コーチング事業)を行うのは、なかなか難しいというのが正直なところです。

なので、
自分の問題を解決したら成長できる。
他人の問題を解決したら富が転がり込んでくる。
と考えるようにしています。

あなたは自分のどんな問題を解決していきますか?
そして、誰のどんな問題を解決しますか?

本田 頌
コーチングラボ代表
銀座コーチングスクール汐留校代表

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