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#107 介護福祉士国家試験 過去問解説 35−19
どうもこんにちは。しょうです。
今回も介護福祉士合格に向けて頑張っていきましょう!
↓前回の復習↓
問題
問題 19
Hさん(75 歳,男性)は,一人暮らしであるが,隣人と共に社会活動にも 積極的に参加し,ゲートボールや詩吟,芸術活動など多くの趣味をもっている。ま た,多くの友人から,「Hさんは,毎日を有意義に生活している」と評価されている。 Hさん自身も友人関係に満足している。
ライチャード(Reichard, S.)による老齢期の性格類型のうち,Hさんに相当する ものとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
1 自責型
2 防衛型(装甲型)
3 憤慨型
4 円熟型
5 依存型(安楽いす型)
正解
今回はライチャードの老年期の性格類型の問題ですね。
高齢になったときにどのような性格があるのかを5つに分類したものになります。
それぞれの類型を知ることはその人の特徴を知ることにつながり、社会での関わり方や生き方について対応等の検討や考えができます。
わざわざ分類に分けて見なくてもと思うかもしれませんが、1つの客観的評価として活用できるかもしれないですね。
本題に戻ります。
本文を読んでいくと、社会的活動に積極的に参加されていたり、人間関係も満足されていることがわかります。
このような物事に前向きに向き合えるタイプは円熟型に分類されるため、4が正解となります。
解説
1× 自責型とは、自分の失敗や不幸を自分のせいにして自分を責める特徴があり誤りです。
2× 防衛型とは、自分のこれからの老化に対して不安を抱きなかなか受け入れられないといった特徴があり誤りです。
3× 憤慨型とは、他人を非難したり責めたりといった特徴があり誤りとなります。
4⚪︎
5× 依存型とは、責任や役割から解放され、安楽な生活を望む傾向がある特徴があり誤りとなります。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも試験勉強の一助とおなれば幸いです。
訂正や今後のご要望等あれば、ぜひコメント欄へよろしくお願いします。
では次回もお楽しみ!
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